ブラジルを代表する、ジャズ~フュージョン~ファンクとクロスオーバーなサウンドのトリオであるAzymuth(アジムス)の、デビュー50周年を記念した2025年6月6日リリースのアルバム「Marca Passo」からの先行配信となる、4月17日配信開始の「Andaraí」をご紹介。
オリジナルメンバー2人が逝去し、残る1人であるベーシストのAlex Malheiros(アレックス・マリェイロス)のみになってしまったが、その後加入したキーボードのKiko Continentino(キコ・コンチネンチーノ)とドラムのRenato Massa(レナート・マッサ)と共に、現在も精力的な活動を続けているアジムス。
今作はデビュー50周年記念ということもあってか、初期の頃を彷彿とさせるアグレッシブでハードなビートに、ファンキーなベースライン、クロスオーバーっぽさがとてもカッコいいキーボードと、現在のメンバーで最高なサウンドを聴かせてくれる。
個人的には初期の2作品「Azymuth」と「Aguia Não Come Mosca」が特に好きなので、こういう音が新たに出て来るのはとても嬉しい。
初期っぽいとはいえ、2025年の音でもあるので、懐かしさだけでなく、普通に楽しめる楽曲にもなっている。
アジムス知らないって人も聴いてみて欲しい。