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ボーカロイド的な歌声を演奏出来るカシオトーンの新作キーボード「CT-S1000V」

CT-S1000V

カシオから、電子キーボード “Casiotone(カシオトーン)”の新製品として、特別な演奏スキルや細かい調整を必要とせず、鍵盤で歌声を演奏できる新感覚の電子キーボード『CT-S1000V』を2022年3月上旬より発売するということでご紹介。

『CT-S1000V』は、新たな鍵盤演奏表現や楽曲制作を楽しみたいミュージシャンや音楽クリエイターに向けた電子キーボードです。新開発の音源技術“Vocal Synthesis(ボーカルシンセシス)”の搭載により、歌詞の情報とボーカル音色を組み合わせて作った人間やロボットボイス、動物といった歌声を演奏できます。

“Vocal Synthesis”は楽器で歌声を作り出す当社独自の音源技術です。歌詞やメロディにより複雑な音色変化を生じる人間の歌声は、従来の音源技術では再現が難しいとされていました。鍵盤で歌声を演奏するというコンセプトの製品は今までも存在しましたが、特殊な演奏スキルや細かい調整を必要とするため、誰もが気軽に演奏できるとは言いがたいものでした。これらの解決方法として、膨大な歌声のデータを元に歌い方をシミュレーションし歌詞のフレーズを生成、声色のデータと掛け合わせることで、滑らかな人間の歌声を生み出すことを実現しました。

『CT-S1000V』は、鍵盤を押すたびに音節ごとに歌詞を発音する演奏方法だけでなく、あらかじめ設定した歌詞フレーズを、鍵盤演奏の音程やハーモニーに合わせて自動的に歌わせる演奏方法も可能です。これによって、歌詞と演奏にずれが生じず、歌詞に縛られない自由な演奏が実現できます。加えて、各音節のつながりがスムーズになり、メロディを口ずさむような感覚で直観的に音楽表現や楽曲制作も行えます。

また、100種類の歌詞のフレーズを本体に内蔵しているほか、専用アプリ「Lyric Creator(リリック クリエイター)」※1上で、オリジナルの歌詞の作成や詳細な発音の編集などができます。

※1「Lyric Creator」と「CT-S1000V」の接続にはデータ通信に対応した市販のUSBケーブルや変換ケーブルが必要です。

CT-S1000Vの主な特長

楽器で歌声を演奏できる独自の新音源技術“Vocal Synthesis”

名古屋工業大学発ベンチャー企業の「株式会社テクノスピーチ」の技術をベースに当社が開発した、楽器で歌声を作り出す独自の音源技術です。あらかじめ実際に歌われた音声を機械学習させた発音モデルと年齢、性別などのボーカリストデータを掛け合わせて、歌詞付きの歌声を生み出します。

直感的な演奏を実現する演奏モード

歌声の演奏モードは、鍵盤を押すごとに歌詞の音節が進む“ノートモード”と鍵盤を押している間は歌詞の音節が自動的に進む “フレーズモード”の2種類を搭載。歌詞のフレーズに合わせて決まったメロディを弾くだけでなく、従来の鍵盤演奏の考え方にとらわれずに自由に楽器に触れながら直感的にインスピレーションを膨らませることができます。

“AiX音源”による高度な音色表現と美しく迫力のある音色

高品位な音色と豊かな表現力を兼ね備えた“AiX音源”により“Vocal Synthesis”での歌声をはじめ、多彩な音色を内蔵しています。高い表現力を誇る音色“ADVANCED TONES”や、これまで当社が開発してきた個性的な電子楽器から厳選した音色“CASIO CLASSIC TONES”など900種類の音色を内蔵しています。また、スリムなボディの内部に効率的にスペースを確保した独自の水平型バスレフ機構によって、臨場感あふれる迫力のサウンドを実現しました。

使い方次第で凄いことが出来そう

カシオ独自のVocal Synthesis(ボーカルシンセシス)を搭載し、歌声を演奏可能なカシオトーンの新作キーボード「CT-S1000V」。

今では定番ともいえるボーカロイドで制作してる人からすると、PCでかなり細かい作り込みが出来るので、「CT-S1000V」のキーボード上で設定したり演奏したりするというのは自由度が低いしアプリと連携出来るとはいえ、まだまだって感じることの方が多い気もする。

それでも、ボーカロイドとは違うカシオ独自のエンジンで、カシオトーンというプロ向けというよりもホビー向けなこのメカを開発陣でも思いつかない使い方で凄い演奏や制作をするミュージシャンが現れそうな楽しみなキーボードでもある。

買うか?と聞かれたら買わないと思うが、貰えるならば使ってみたい(笑)。

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