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鬼カッコいいJeff Parkerの新作「Suite for Max Brown」

Jeff Parker - Suite for Max Brown

トータスのメンバーでもありジャズ・ギタリスト、コンポーザーとしても活動するジェフ・パーカーの2020年1月24日リリースのアルバム「Suite for Max Brown」をご紹介。

2017年の前作である「The New Breed」をよく聴いていたのだけれど、あちらはその制作中に亡くなった彼の父の営んでいたお店の名前をタイトルにした父に捧げた作品だったのに対して今作はジャケ写が彼の母の19歳の頃の写真で「Suite for Max Brown」というタイトルは母の名前と旧姓から取った存命中の母に捧げたアルバムとなっている。

音の方だけれど、なんと言ってもギターがカッコよくてシビれる。コルトレーンのガヴァーであるM4「After the Rain」があったり10分を越える壮大なラストナンバー「Max Brown」の単調なテンポでありつつギターとトランペットが交差しながらしっかりと聴かせるJazzな展開の心地良さを堪能出来たりとジャジーだなーって楽曲の合間に、3分未満のLo-fi Hip-Hop的な最近の音の流れを意識したかのような楽曲も散りばめられていてとても楽しいアルバムである。

ただ、Lo-fi Hip-Hop的とはいえ上モノがサンプリングのループではなくギターが実際にエゲツないカッコ良さで演奏されているのでスゲーってなるのであった。

とにもかくにも一聴を激しくオススメする。

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