カリフォルニアを拠点に活動するミュージシャンであるカルロス・ニーニョのCarlos Niño & Friends名義の2021年4月6日リリースの「Thanking the Earth」をご紹介。
ミュージシャンとだけ書いたけれどとても多彩な人でウィキペディアに載っているだけでも「音楽プロデューサー、パーカッショニスト、パフォーマー、アレンジャー、作曲家、ミュージシャン、プログラマー、ラジオホスト、DJ、音楽コンサルタント、詩人、イベントオーガナイザー」と多数の肩書きがある。
サウンド面もヒップホップからジャズ、フォーク、エレクトロニカ、アンビエント等、様々なスタイルを経て今作のようなニューエイジな音に変化。
ウィンドチャイムと波の音から静かに始まってシンバルを1発かましてからの前半はマリンバの心地良いフレーズのループが繰り返されるアンビエントな展開。
後半はシンセの重厚なサウンドが加わって、荘厳なニューエイジに変化してラストはまた波の音で静かに終わっていく。
こういう雰囲気の音を聴くのは久々なので後半の盛り上がる部分ではビックリしたのだけれど、普通にアンビエントじゃんって思ってたところにガツンと大音量になるこの感じ、こういう雰囲気が「21世紀のニューエイジ」って言われているんだなって納得してしまった。
ニューエイジ的な音で言えばCarlos Niño & Miguel Atwood-Ferguson名義の2020年のアルバム「Chicago Waves」が環境音がふんだんに使われていて好きかな。