セーラー万年筆の水性染料インクなボールペンである「IC リキッドボールペン」の0.5mm、ブラック、ブルー、レッドの3色をご紹介。
水性系のボールペンといえば、パイロットに三菱鉛筆、ゼブラにぺんてるといったメジャーというかどこでも売ってて誰でも知ってるメーカーばかりが思い浮かぶしここで紹介してきたのもほとんどがそう。
そんな中で「IC リキッドボールペン」はよく知られている訳ではないけれど、その滑らかな書き味が一度書いたらクセになるとリピート率が高くてこれじゃないとダメって人もいる程のとってもスラスラなペン。
軸の中央が細くペン先と後方部分が盛り上がった独特のくびれボディで、疲れにくくて持ちやすい使い心地を考えた形状をしている。
ラインナップ的には0.38mmに8色、0.5mmに8色、1.0mmに3色とそれなりに揃っていて、書く用途によって選べる。今回0.5mmの3色にしたのはノートに書くのに一番良さそうだったから。
ペン先
ペン先は透明なプラスチックに盛り上がった部分に割と硬めなラバーグリップが位置する。0.5mmは透明だけど、0.38mmだと白っぽい半透明、1.0mmはインク色と同色の半透明となっている。
このグリップは合う合わないがあるかも
最初に書いたようにくびれ形状で疲れにくくて持ちやすいとなっているのではあるけれど、筆圧強めな場合、このグリップは書いていると指が痛くなってしまう。
書く前に軽く握ってみると、とても持ちやすくてよく考えられた形状なんだなって思ったものの、いざ書き始めてみるとものの数秒で中指にグリップが刺さるように強く当たってしまっていて、痛い、と。
筆圧というよりもペン先の握り方のせいかも知れないけれど、個人的には今のところちょいと難しいペンとなっているのが残念。
ただ、とてもスラスラなので握り方をもう少し研究してみようとも思っております。
書いてみると
発色も良く、濃く鮮やかでとてもイイ色。水性ボールペンなので、ゲルインキ系よりは多少線幅は太くなるかな。インクフローも抜群でホントにスラスラと書ける。1.0mmはヌラヌラ感もあるようで、そちらも試してみたい。そう、このペンは1.0mmが鬼のヌラヌラで人気なんである。
せっかくとてもスラスラなインクで書いてても楽しいのではあるけれど、グリップの形状が自分には合わないという悲しい現実によって常用するには至っていないのが残念。リフィルが一般的な他メーカーの水性やゲルよりも長いのもあって改造ペンみたいな感じで使うことも出来ないし、そうやってまで使いたくはないので、どうにか快適に使えるように持ち方を考えよう。
そのくらいに魅力的なインクを搭載した水性ボールペンなのが「IC リキッドボールペン」。
柔らかく持ってフワッと書くって人にとっては間違いなく最高なペンになるはず!
このペンの正解は1.0mm
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