現在活動休止中のきのこ帝国のVo/Gt/作詞作曲担当であり、現在はソロのシンガーや楽曲提供にプロデュース等多岐に活動する佐藤千亜妃の2022年12月9日に配信リリースされたシングル「1DK」をご紹介。
今作は1DKな部屋をモチーフにした切ない失恋ソング。詞はともかく声が抜群に好き。
とっても良い声で好きではあるけれど、これまで、きのこ帝国含めそんなに彼女の声をたくさん聴いてきた訳ではないので、Spotifyなんかでニューリリースとかシャッフル再生されるプレイリストで流れてくると「誰？このイイ声？」っていつも確認作業が始まってしまう。
Spotifyの表示言語を英語にしてるせいもあって、リストを見ても「CHIAKI SATO」と表示されてて一瞬誰だ？って考えてから佐藤千亜妃に変換されて「あ、きのこ帝国の人」ってなるまでに時間がかかる。
で、声が好きなのと、抑揚はあるが感情を詰め込みすぎない良い意味でフラットな歌い方もイイ。
サウンド面ではチルっぽいLo-fi Hip-hop系のビートだったりメジャーなクラシック楽曲のフレーズが入ったりしてて、これまでのソロ作品とも違うなーって思ったら編曲にビートメーカーでコンポーザーのニューリーの名前が。
淡々と静かにじっくり聴きたい心地良いナンバーになっております。
あ、先日たまたまリアルタイムで聴いた「佐藤千亜妃のオールナイトニッポン0(ZERO)」がこの曲のタイトル「1DK」をお題にした大喜利企画やってて面白かったの思い出した。喋りも楽しいのでまたラジオパーソナリティもやって欲しい。