ヤマハから、映像コンテンツ向けのヘッドホン「YH-L700A」に続くモデルとして、独自のサラウンド再生機能「サウンドフィールド」を搭載したワイヤレスBluetooth®ヘッドホン『YH-L500A』を2025年4月24日より発売するということでご紹介。
『YH-L500A』はより映像に特化し、「サウンドフィールド」には映画向けの「CINEMA MODE」とライブビデオなどの音楽を重視した映像向けの「MUSIC MODE」、2つのモードを採用しました。
タブレットやスマートフォン、Bluetooth®出力対応のテレビ/PCなどとワイヤレスで接続して、あらゆる映像コンテンツを立体的かつ臨場感あふれる音場で楽しむことができます。
さらに長時間でも心地よく映像を視聴できるよう、イヤーパッドやヘッドバンドなどの装着性にこだわり、本体質量も装着していても気にならない軽量ボディに仕上げました。
他にもBluetooth®のマルチポイント接続に対応し、本体の音質調整も可能な専用アプリ「Headphone Control」も用意しています。
ヤマハならではの高い没入感を実現するサウンドをはじめ、優れた装着性や機能性を備えた映像コンテンツ専用ヘッドホンとして、ワンランク上のエンターテインメント体験を提供します。
ポイント
映像コンテンツへの没入感をさらに高める音と機能
- あらゆるコンテンツを立体的な音場で再現する「サウンドフィールド」(「CINEMA MODE」/「MUSIC MODE」)
- 制作者が意図した世界観、アーティストの想いや表現を余すことなく伝える「TRUE SOUND」
映像を快適に楽しめる優れた装着性&デザイン
- 長時間の視聴でも快適で、深い没入感を提供するイヤーパッド
- 軽量ボディで、耳や頭への高いフィット感を叶えた本体デザイン
充実したエンターテインメント体験を支える便利な機能
- さまざまな設定、操作がおこなえる専用アプリ「Headphone Control」
- デバイスのシームレスな切り替えを可能にする「マルチポイント」接続対応
製品特長
1.映像コンテンツへの没入感をさらに高める音と機能
あらゆるコンテンツを立体的な音場で再現する「サウンドフィールド」機能
映像の臨場感を高め、感動をより深くする“音”は映画などにおいて非常に重要な要素となります。
『YH-L500A』では、ヤマハのAVレシーバーに搭載されている音場創生技術「シネマDSP」の技術を応用し映像コンテンツ専用ヘッドホン向けに再設計された「サウンドフィールド」を搭載しました。
この独自機能は音声フォーマットや再生機器に関わらず、あらゆる映像コンテンツをまるでその場にいるような立体的な音場で再現することが可能です。
さらに映画向けの「CINEMA MODE」、ミュージックビデオ向けの「MUSIC MODE」を採用しているので、コンテンツに合わせて最適な音場をお選びいただけます。
〈CINEMA MODE〉
映画で重要となる3つの要素“セリフ”や“効果音”、“BGM”を、それぞれしっかり聴き取りやすい音で再生します。
音の位置関係がわかりやすく、効果音なども迫力いっぱいに再現し、まるで映画館で観るような没入感の高い音で映画やドラマが楽しめます。
〈MUSIC MODE〉
開放感のある音で、残響音もしっかり感じられる臨場感あふれる音場を再現します。
ボーカルをはじめ、楽器や観客の声などの要素をしっかり描き分けて表現することで、まるでその場にいるような空気感を味わいながら、ライブ映像やミュージカル映画を視聴することが可能です。
制作者が意図した世界観、アーティストの想いや表現を余すことなく伝える「TRUE SOUND」
制作者やアーティストが音・音楽に込めた想いをありのままに表現し聴く人の感情を動かす音、それが「TRUE SOUND」の目指す音・音楽体験です。
『YH-L500A』では、ハウジングの通気ポートやドライバーユニットの通気構造を工夫し音質バランスをコントロールするなど、ヤマハならではの細かな音質チューニングを積み重ね、「TRUE SOUND」の核となる“音色(おんしょく)”や“ダイナミクス”、“サウンドイメージ”の再現性に徹底してこだわりました。
これにより、映画のセリフが聴き取りやすい音色や自然で迫力あるダイナミクス表現、そして、作品の世界に入り込んだような優れた空間表現を実現し、映像コンテンツへの深い没入感を叶えました。
2.映像を快適に楽しめる優れた装着性&デザイン
長時間の視聴でも快適で、深い没入感を提供するイヤーパッド
映画などでの視聴も疲れることなく心ゆくまでコンテンツを楽しめるよう、装着性に優れたイヤーパッドを『YH-L500A』専用に開発しました。
形状は耳をしっかりと包み込む楕円形としたうえ、耳に優しくフィットする柔らかなクッション材を使用しています。
表面素材は3層構造の合成レザーを採用することでシワが入りにくく、肌触り、耳当たりのよい快適な着け心地を実現しました。
またハウジングの形状もしっかり耳にフィットするよう下部に傾斜をもたせ、イヤーパッド下部が耳や頭部に密着しないことで生まれる音漏れ、音質劣化を抑える、優れた装着性と音質を両立した仕様としています。
軽量ボディで、耳や頭への高いフィット感を叶えた本体デザイン
『YH-L500A』は本体の仕様やデザインにおいても、長時間の快適な視聴や映像への没入感にこだわっています。
本体の質量は信号処理などのデバイスを搭載しながらも、装着しても負担が少ない265gの軽量ボディを実現しました。
さらにハンガー部分は耳にしっかりフィットするように傾斜をつけたうえ、ヘッドバンド部分も従来モデルに比べクッションに厚みを持たせ、幅を広くすることで頭によりフィットする仕様としています。
またデザインは、ハウジング部にヤマハのロゴを上品にレイアウトしたシンプルで飽きのこないデザインに仕上げました。
3.充実したエンターテインメント体験を支える便利な機能
さまざまな設定、操作がおこなえる専用アプリ「Headphone Control」
アプリに搭載されたイコライザー機能を使って『YH-L500A』の音質をコンテンツやお好みにあわせてカスタマイズすることが可能です。
さらに「サウンドフィールド」「リスニングケア」のオン/オフや「サラウンドモード」の選択、バッテリー残量の確認などもスマートフォンの画面を見ながら手軽におこなうことができます。
デバイスのシームレスな切り替えを可能にする「マルチポイント」接続対応
Bluetooth®のマルチポイント接続に対応しているので、タブレットやスマホをはじめ、Bluetooth®対応のテレビやPCなどを2台まで同時に接続可能です。
リビングのテレビで観ていた映画の続きを寝室のタブレットで観るなど、様々な機器とシームレスに繋いで自由に楽しむことができます。
他にも、PCと接続してWeb会議をしているときに、スマートフォンに電話がかかってきた場合でも、切り替えなしでスームズに対応できるので、ビジネスシーンでも便利に使えます。
製品概要
製品名 | YH-L500A |
型式 | 密閉ダイナミック型 オーバーイヤー |
カラー | ブラック |
ドライバー口径 | 40mm |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz(ライン入力時) |
Bluetooth | バージョン:5.4 対応コーデック:SBC、AAC、Qualcomm® aptX™ Adaptive 無線出力:Class 1 登録可能機器数:最大7台 |
充電時間(フル充電) | 約2.0時間 |
再生可能時間 | 最大約20時間 |
質量 | 265g |
付属品 | USB給電ケーブル(30cm/タイプC→タイプA)、3.5mm ステレオミニプラグケーブル(3.0M) |
価格 | オープン価格 |
発売日 | 2025年4月24日 |
映像コンテンツの音を楽しむヘッドホン
YAMAHAの独自のサラウンド再生機能「サウンドフィールド」を搭載したワイヤレスBluetooth®ヘッドホン『YH-L500A』。
以前、外観的にカッコいいと紹介しているYH-L700Aのひとつ下のモデルという位置付けではあるけれど、700Aには無い「サウンドフィールド」機能が搭載されている点が注目ポイント。
価格的にオープンということで、発売前なので分からないが、700Aが4万円台で売られているので、YH-L500Aは2~3万円台であろうと予想される。
重量的にもワイヤレスヘッドホンとしては平均より多少軽めでもあるので、映画やドラマ、ライヴの映像を楽しむ専用なモードで没入出来そう。
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