ドイツ出身で現在はオーストラリアはシドニーを拠点に活動するフレデリック・ロビンソンによるジャズドラマーのリチャード・スペイヴンをフィーチャーした2021年2月17日リリースの「Muscle Memory」をご紹介。
曲のタイトルである「Muscle Memory」を直訳すると「筋肉の記憶」となるのであるが、この曲インストだし何のこと?って思いつつもリチャード・スペイヴンの演奏付きのMVを観て納得。
打ち込みの上モノに合わせて完璧なビートを奏でるスペイヴンのドラムに感心してしまったのと同時にとてもカッコいい!と。タイトル通りに打ち込みのプログラミングに人力なドラミングが組み込まれているかのよう。
サウンド的にはフレデリック・ロビンソンお得意のミニマルなテクノ。とても細かいブレイクビーツが組み合わされているようで実際のビートは人力なのも凄いし、上モノなメロディは美しくポップでもありベースラインはうねってる、とホント好きな要素が詰まっていて素敵。
フレデリック・ロビンソンといえば一番語られる2013年の1stアルバムも当たり前に素晴らしいので聴いたことない方はぜひ。