ドイツの筆記具ブランド・ラミーから、伊東屋限定のサファリ「LAMY safari copper 01」が登場ということでご紹介。
優れた品質・革新性・モダンデザインの筆記具ブランドとして名高いドイツ・ラミー社より、グレーのボディにカッパークリップを合わせた、伊東屋限定のサファリ万年筆が登場しました。
「一切の無駄を省き、機能に徹した大人のためのサファリを作ってみたい」という思いのもと、バウハウスの流れを汲むラミーの設計思想の基本に立ち返ったシンプルなデザインに仕上げています。大人のイメージにふさわしい落ち着いた印象のマットなグレーのボディに、ラミー初仕様の地金の色をそのまま活かしたカッパーカラーのクリップが暖かな光を放ちます。
タイムレスな美観と高いレベルの機能性を両立させるラミーの真髄が込められた、伊東屋限定販売の万年筆「カッパー01」の誕生です。
世界中で高い人気を誇る ラミーを代表するシリーズ「サファリ」
1930年、ドイツの美しい古都ハイデルベルクに設立されたラミー社。バウハウスの思想を持つ世界中の様々な分野のデザイナーとのコラボレーションによって開発されるデザインは、数多くのデザイン賞を受賞し、世界中の筆記具市場に新風を吹き込みました。
バウハウスとは1919年にドイツで設立された美術学校であり、「形態は機能に従う」という理念に基づいて近代の機械による大量生産に合った合理的な形や、使いやすいシンプルで機能的な形を目指すデザイン教育を行い、その精神はドイツや世界のデザイン業界に広く浸透しています。
数多くのロングセラーモデルを世に送り出したラミー社が1980年に開発した「サファリ」は、世界中の筆記具ファンから絶大な支持を集める定番シリーズとなりました。
元々は、小学校から万年筆を使用するというドイツの児童教育向けに開発されたため、従来の万年筆にとらわれないユニークな形が特徴です。
美しい発色を叶える軽量で丈夫なABS樹脂製ボディ、正しいペンの持ち方が自然に身につく人間工学に基づいたグリップデザイン、厚手の生地のポケットにもしっかり挟める大きめのクリップ、ペンの転がりを防ぐ軸の形状など、高いデザイン性だけでなく日常使い向けの実用性も兼ね備えています。
また、例年限定カラーやコラボバージョンが発売されるため、コレクターの多いシリーズでもあります。シンプルなデザインゆえに映える色彩の美しさは、ありったけのカラーを集めてずっと眺めていたいと思うほど。発色のよい樹脂の特性が活かされており、字を書くという機能だけではなくビジュアルからも楽しませてくれる筆記具です。
ラミー製品として初めての仕様 カッパーグリップ
鮮やかな色彩のモデルが多いサファリを敢えて大人っぽくシックな雰囲気に仕上げた「カッパー01」万年筆。ニュートラルなグレーのボディは、初代サファリのカラー「テラレッド」と「サヴァンナグリーン」と 同じ、マットな梨地仕様を採用しています。
ボディに映えるクリップのカッパーの色は地金の銅合金（銅ベースに真鍮などを加えた合金）に透明コーティングを施した、ラミー製品として初めての仕様です。
メッキや塗装をまったくせず、素材の色をそのまま生かす姿勢は、極限まで無駄を削ぎ落としシンプルな機能性を追求するサファリらしさを体現していると言えるでしょう。
ペン先や天冠、胴軸のリングの黒が、全体の印象をぐっと引き締め、軸のLAMYロゴの反対面には、コラボレーションを表すitoyaロゴが印刷されています。
カジュアルな印象があるサファリですが、「カッパー01」は熟考された色の組み合わせと細部までこだわり抜いた仕様により、落ち着いた大人の筆記具としての趣があります。
すでにサファリをご愛用の方も初めての方も、サファリの書きやすさと落ち着いた品格を備えた「カッパー01」を筆記具コレクションに加え、気分やファッション、シチュエーションに合わせて持ち替えてみてはいかがでしょうか。
バウハウスの思想を受け継ぐ究極の機能美を持つサファリの魅力を存分に体感できることでしょう。
2022年新登場の「漢字ニブ」も搭載
安定した書き味に定評のあるサファリ万年筆ですが、もともと万年筆とは海外で生まれた筆記具であり、筆記体のように横に流れる文字を書くことに適した性能を備えています。
2022年春、ラミー社は世界でも初めての漢字筆記に特化したペン先「漢字ニブ」を発表し、大きな話題となりました。先端から両サイドを削り込んだような独特な形状や、柔軟性を高めたペン先のしなり具合は、「とめ」「はね」「はらい」といった漢字特有の表現をサポートするために開発されたものです。
漢字文化を持つアジア圏ユーザーの強い味方になってくれそうなこの漢字ニブ、前回登場時はあっという間に完売し、入手しそびれた方も多いのではないでしょうか。「カッパー01」は従来のEF/F/Mの字幅に加え漢字ニブもご用意しています。
ラミーと伊東屋の筆記具に対するこだわりが形になった「カッパー01」万年筆。大人の手元に上品な存在感と、手書き文字を綴る楽しみをお届けします。
製品仕様
| 製品名 | ラミー サファリ × itoya カッパー01 万年筆 |
| ニブ | EF/F/M/漢字 |
| 価格 | EF/F/M：税込 各5,500円 漢字：税込 各7,700円 |
漢字ニブはすでに即完
お手軽な価格とデザインの良さで人気のドイツLAMYのsafariシリーズに伊東屋限定のマットなグレーとカッパークリップの組合せな万年筆「LAMY safari copper 01」。
軸色がとても好きな感じで、昔の通常ラインナップにあったもう少し明るめなグレーとも違っていてイイ雰囲気をしている。初めて採用されたカッパークリップについては、素材としては良いと思うけれど、このグレーの色合いと銅の素地の色があまり似合ってない気もするけれど、ここは実物を見てみないとなんとも言えない。
個人的にはこのグレーな軸色であればクリップは黒またはメッキで良いからしっかりとしたゴールドの方が合うのかなとも思う。
ニブが4種類あり、中でも話題にもなった漢字ニブはすでに即完の人気ぶり。再入荷があるかどうか不明だけど、漢字ニブが欲しいならオークション系で探すか待つかしかない。
LAMY safariの万年筆は日本語を細かく書くんであれば一番細いEFを選んでおくのがいいかな。それでも日本メーカーの万年筆のEFに比べると太めなのでそのあたりは割り切って筆記自体を楽しむってことにすればFやMもいいかもしれない。
LAMY safari関連エントリ
-
-
コクヨのソフトリングノートがLAMY safariとコラボ「LAMY/Campusソフトリングノート」
コクヨから、ドイツを代表する筆記具ブランドのひとつである「LAMY（ラミー）」の「safari（サファリ）」シリーズとコラボレーションした「Campusソフトリングノート」の数量限定モデルを、2022 ...
続きを見る
-
-
スマートペンになったマットブラックなラミーサファリ「LAMY safari all black ncode」
アナログとデジタルを繋ぐ専門企業NeoLABより、ドイツLAMY社のsafariペンからLAMY公式スマートペンが誕生し、2021年10月1日に日本国内で発売されるということでご紹介。 新製品 『LA ...
続きを見る
-
-
LAMY Safariに新色「キャンディーカラー」登場
LAMYの定番な人気シリーズの「Safari」に2020年の限定ヴァージョンとして「キャンディーカラー」な3色が登場し、2020年4月1日より銀座伊東屋と伊勢丹新宿店本館にて先行発売され、2020年5 ...
続きを見る
-
-
日本限定で復刻の白い軸LAMY safari white black clip
2019年の新色としてLAMY safariを象徴するカラーリングであった「ホワイト/ブラッククリップ」が復刻で登場。 2000年までは通常ラインナップであったラミー・サファリの白黒コンビなカラーリン ...
続きを見る
-
-
[stationery]普段使いの3本。やっぱりLAMY Safari。
最近いつも持ち歩いててガンガン使ってる3本のペン。全てLAMY Safari。 文具好きなのもあり、いつも身の回りにはアホみたいにペンが溢れ、その時の気分でコレ使おう！とかやってた時代もありつつ結局、 ...
続きを見る
-
-
緩やかな三角形で持ちやすいLAMYの2本「noto & safari」
先日、LAMYの新しいボールペン「xevo」が発売されたということで、同じ緩やかな三角形のグリップを持つ油性ボールペンである「noto & safari」を改めてご紹介。 これまでにもこの2本は何度か ...
続きを見る
-
-
実物を見てからジワジワ欲しくなってきたゴールドなアルスター「LAMY AL-star AU black clip」
全然別のペンを探して立ち寄った文具店で、たまたまLAMYのコーナーを眺めてたら「イイ色だなー」って思ったゴールドな軸にブラックのクリップで引き締まった外観な「LAMY AL-star AU black ...
続きを見る
-
-
白い軸+赤いクリップなラミー サファリ「white red clip」
LAMYの大定番なシリーズであるSafariに白い軸＆赤いクリップな「white red clip」が数量限定で2022年8月下旬より発売されるということでご紹介。 ラミー サファリ ホワイトレッドク ...
続きを見る