ゼブラから、ノートに付けて一緒に持ち運べるジェルボールペン「ピタン」を2023年8月28日(月)より発売するということでご紹介。
「ピタン」は、ノートに装着する専用ホルダーに磁力で固定できるボールペンです。
まるでノートの一部のように持ち運びができ、すぐに書き出すことができます。
ゼブラの調査では、社会人の55%が日常的にノートを使っていると回答し、そのうちの86%がペンを落としてしまうなどの理由で、ペンとノートの持ち運びに潜在的な不満を抱えていることがわかりました。ペンとノートは密接な関係でありながら、一緒に持ち運ぶことを考えられたペンがあまりありませんでした。
ゼブラは、この潜在的な不満を解消できる、新しい「ノート専用のボールペン」を開発しました。
商品特長
ノートの裏表紙や厚紙に、クリップがついた磁石内蔵の専用ホルダーを装着し、そこに磁力でペンを固定します。
使う時は、ホルダーから取り外しノックするだけで使い始められます。
アイデアが浮かんだ時など、少ない動作ですぐに書くことができます。
外観は“ノートと一体になるデザイン”を追求し、シンプルな形とノートのデザインに合わせやすい軸色を採用しています。
ペンとホルダーの全長や厚みも、多くのノートの幅や厚みに収まるように設計しています。
Pitan使い方動画
開発秘話
ピタンの開発のきっかけは担当者自身の経験でした。移動中にペンがなくて書けなかったことや、ペンがノートに固定できなかったことなど、日頃の小さな気づきや観察が、発想の原点になっています。
開発にあたっては、単に機能を考えるだけでなく、道具としての「使う愉しさ」にもこだわりました。具体的には、使う人の感性をくすぐる「アイデア」と、愛着につながる「心地よさやデザイン」の2つを大切にしました。
様々なノートに気持ちよく収まるペンの形状やサイズ、携帯時にペンが簡単に落下しないような磁石周りの設計、ペンを取り付ける際の「ピタッ」という音や感触など、細部に至るまで丁寧に設定しました。
ペンとノートの関係性を見直し、“使う人の思考や記録を支えられたら”と考え、約3年の開発期間を経て「ピタン」は誕生しました。
商品概要
商品名 | ピタン |
種類 | ノートホルダー付ジェルボールペン |
ボール径 | 0.5mm |
インク色 | 黒 |
軸色 | ブルーグレー、ホワイト、ブラック、オレンジ |
替芯 | JK-0.5芯 |
内容物 | ボールペン、ノートホルダー、保護シート |
サイズ | ペン:全長137㎜ 最大径9.5㎜ ホルダー:縦126㎜ 横25㎜(クリップ部含)厚み5.4㎜ |
重量 | 23.7g |
価格 | ¥1,320(税抜¥1,200) |
備考 | ・紙の厚さによっては固定できない場合があります。(0.3~1.0㎜厚の紙に対応) ・ホルダーを取り付けた箇所に跡が付きやすいのでご注意ください。 ・ホルダー内に磁石を内蔵しています。磁気カード・時計・ペースメーカー・携帯電話など磁気の影響を受けるものには近づけないでください。 ・強い力が加わるとペンが外れることがあります。落下、紛失にご注意ください。 |
替芯がサラサと共通だが
専用の磁石内蔵ホルダーでノートにピタッとくっついて持ち運びやすぐ書くにも便利なゼブラの「ピタン」。
ジェルインクが採用されててサラサと共通なJK-0.5芯が採用されているので、標準の黒以外でも好きな色で使えるのは嬉しい。
が、このJK-0.5芯というのは大定番なサラサクリップではなく多色ペン系の細いタイプの替芯なので、インクの色が黒・赤・青・緑の4色しかなく、インク消費も早いのでちょいと悩ましい。
ホルダーに付けてノートに付属させるので、ペンの径を細く作ってる為に替え芯もしょうがなく細いタイプになってしまっているのはちょいと残念かな。
もうちょっとペン自体が太くなっても良いので、サラサクリップに採用されてるJF-0.5芯系が入れられるタイプも追加で欲しいかな。
そしたら、ノートの方もモレスキンだったりロイヒトトゥルムなんかのジャーナル系の厚めなノートにセットしてイイ感じで使える未来が待っている。