ここ最近の新譜系の中でもとりわけアルバム通して聴くことの多いのがこのDOUBLE FAMOUSの「DOUBLE FAMOUS」。3年ぶりのアルバムであり、畠山美由紀復帰作としては5年ぶり。2008年7月リリース。
インストと唄モノ、ほぼ全ての音がアコースティックな楽器による響きと言うか、温かい人力感で溢れた作品であります。とにかく明るい、そして心地良い音満載。中南米系の音をベースにどこにでもあるようでどこにも無い、DOUBLE FAMOUSな音。ファーストアルバムからこういうラインは一貫しているけれど、楽しく進化もしている。
最近はiTunesに取り込む時だけアルバム通して聴くだけで、あとは基本シャッフルプレイなのだけれど、そんなシャッフルプレイの中でこのアルバムの曲が流れて来ると思わず通して聴きたくなってしまう。アルバムの存在意義が自分の中でも薄れて行く中で久々にアルバムの良さを再確認出来た1枚でもある。
アルバムジャケットを見た時に思わずソニック・ユースを思い出してしまった作品でもある。