以前紹介したプラスチック万年筆なプラマンの発売40周年記念で限定登場した6色が好評で定番商品化されるってことでようやく実物のご紹介。
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これは欲しい!ぺんてるプラマンの40周年記念の限定ニューカラー6色
プラスティック万年筆として発売から40年のプラマン。金属製の万年筆とはまた違った独特の書き味で地味な存在でありつつ根強いファンも多いこのペンに40周年記念ということで6つの新しいカラーが限定で登場、2 ...
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出たらすぐ全色買って紹介するつもりが
あのー、プラマン40周年記念6カラーなんですが当然のように出てすぐに購入しておりました。買って満足した訳ではないけれどズルズルと紹介しないままになってしまい、限定なんで使いまくると売り切れてしまって追加で欲しくなった時に困るなーなんて考えてたら使いづらくなってひっそりとペン立ての隅に収納してたまーに使うって感じになっておりました。
時間の経過と共に限定を今さら紹介しても入手しにくいだろうし~等考えてたらますますお蔵入り的になってたところに本日の定番商品化のリリースが出て「今だ!」ってことでエントリしております。
ペン先
左からバーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーン、ダークグレイ、ターコイズブルー、セピアとコーン部分にインキと同色系のキレイな色が付けられていてどの色なのかは一目瞭然。ただ、このあと実際に書いてみたのを紹介しますがインキ色はこのコーンのカラーよりも全体的に暗めになります。
6色並べて撮ってみるとペン先の個体差が結構あるのが分かりますな。ブルーブラックはペン先の実際に筆記する先端が長いのに比べセピアの先端はかなり短め。多数の微細な孔(あな)を通ってインキが毛細管現象で伝わるというなかなか細かい技術が使われているので個体差もしょうがないのはあるけれど、これによって多少の最小の線幅に違いが出るのは確か。
元々プラスチックな万年筆なので、金属の万年筆と同じように持ち方やペン先の紙への当て方で線幅は0.4~0.7mm程度のコントロールが出来るけれど、個体差あることも理解しておきたいところ。
書いてみると
さきほどのペン先のコーン部分の色と比べてかなり暗めで濃いインキ色というのが分かるかと。だからって悪い色ではなく、あくまでも万年筆的な濃淡出る渋い色。
好きなのはやはりというか紫系のバーガンディ。ちょいと濃いので濃淡は出にくいけれど、こういう色で筆記するのはとても楽しい。次点でダークグレイかな。この色も黒にちょいと紫系入っている感じで濃淡も出るし6色の中では一番渋くてイイ色じゃないかと。
人気なのはターコイズブルー。いつも見回る文具店でも一番残ってる数が少ないか売り切れてたのがこの色。
線幅について言うと、6色ほぼ同じ角度で持って書いているんだがブルーブラックだけ明らかに細い。こういう個体差がありますよ、ってことです。
こういう特殊でカラフルなペンがいつでも買える嬉しさ
最近のぺんてるはこのプラマンをはじめサインペンやボールぺんてるなんかの周年記念な限定モノは初回出荷ですぐ終わるって感じだったところでの今回の定番商品化というのは非常に嬉しい。
しかも、一番マイナーなプラスチック万年筆というホントに好きな人だけずっと使ってる感じのラインナップに6色もの通常展開が加わるのはホント素晴らしい。
ただ、これも需要あってこそ続くので、プラマン使ってみたことない方はこの機会にぜひ1本、気に入った色を購入して試してみるのはいかがでしょうか。