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ピコピコなアンビエント~フォーク&フォークトロニカが同居するワクワクな音「Luke Temple - Both-And」

2020/05/11

Luke Temple - Both-And

NYはブルックリンを拠点に活動するバンドHere We Go MagicのフロントマンでSSWなルーク・テンプルによる2019年8月16日リリースのソロ名義5枚目となる「Both-And」をご紹介。

ルークさん、バンドの方は2015年のアルバムを最後に目立った活動はしていないようで現在はソロがメインっぽい。で、この作品は実験的なインストだったりシンプルでフォーキーな歌モノ、打ち込みの電子音とアコースティックを混在させたフォークトロニカに後半になってくるとエキゾチックなイージーリスニングサウンドもあったりでホントにバラエティーに富んでいて聴いていて飽きない仕上がりになっている。

特に好きなのはM8の「Henry in Forever Phases」。8ビートにゆったりとした歌とキラキラなギターが乗っててフォーキー&ポップなカッコいい楽曲。それに続くM9の「200,000 Years of Fucking」がニューエイジ感漂うチープなシンセ音によるアンビエントでこれがまた良い。

もっとフォークというかシンプルにアコースティックな楽器を演奏している音が好きな方には2016年リリースのこの作品の前作にあたる「A Hand Through The Cellar Door」がオススメ。

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