兄弟ユニットとしての思い入れの深さ的にKIRINJIと双璧をなす大好きなSPANOVAの久々4年ぶりの新曲EPである本日2020年10月16日リリースの「Augustones」をご紹介。
バンドサウンドの人力感が堪らない
SPANOVA初期はホーンを絡めたバンドサウンドな歌モノって感じもありつつ、サンプリングのループも多用されていたりもしたけれど、その音源が実際に自分達で演奏したものをネタ音源にしてたりと人力感溢れるたくましくもカッコいい音って印象。
そして21世紀になってからは打ち込みを主体としたエレクトリックな兄弟ユニットになってて、それはそれで時代にも合ってて好きだったのだけれど、今作のバンドサウンドな新曲を聴いて、2020年の今のいい意味での力の抜けた楽しそうに奏でている人力感がゆったり聴けて爽やかでとても良い。
特に2曲目の「雨が降るまえに_Amega-Furumaeni」は泣きそうに良い。歌詞はあまり意識することなく聴くのが普段ではあるけれど、この曲の詞はこころにグッと来ます。
これまでのSPANOVAの曲で大好きなのが「Everyday」ってメジャー1stアルバムに入ってる22年前の曲なのだけれど、それを凌ぐ位に好きかも。
今回はbandcampでの先行リリースでSpotifyやApple Music等のサブスクでの配信開始は10月21日前後とのこと。よかったら旧作含めて聴いてみて下さいな。