以前も紹介したことのある、UKの何でも一人でやりまっせ系姉さん、エマ-ジーン・サッカリーがバンマスなTalking Therapy Ensembleの2022年2月23日配信開始な4曲入りEP「Talking Therapy」をご紹介。
ブルース、パンク、ポエトリーリーディングに、アート・アンサンブル・オブ・シカゴやサン・ラ・アーケストラ、アルバート・アイラーといったフリージャズの面々に触発されて制作したという今作。
正統派という表現も変だが真っ当なフリージャズであるM1「I Didn't Want To Wake Up Today」に始まり、歌とポエトリーリーディングにジャズな演奏がグルーヴィーに絡むとてもカッコいいM2「Too Much / Too Little」、パンクっぽい速いビートなM3「Panic」、そしてアンビエント的で静かなM4「Shh」で幕を閉じる。
今っぽいのはそれぞれの楽曲が時間的にとても短い部分。ひと昔前のフリージャズといえば1曲20分~って感じで長い曲が当たり前だったが、このEPは一番長い曲で5分ちょいと、サクッと聴けて疲れないのも良い。
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宅録姉さんEmma-Jean Thackrayの「Ley Lines」
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