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ゆるふわアンビエントでエレクトロニカなJazz「Sam Gendel - Satin Doll」

sam gendel - satin doll

以前、アルバムからの先行配信としてご紹介したL.A.を拠点に活動する先進的なコンポーザーでありプロデューサー、ギタリスト、サックス奏者と幅広くこなす奇才サム・ゲンデルのニューアルバム「Satin Doll」が2020年3月13日リリースとなったので改めてご紹介。

sam gendel - satin doll
Jazzの名曲を再構築した奇才サム・ゲンデルの新曲「Satin Doll」

L.A.を拠点に活動する先進的なコンポーザーでありプロデューサー、ギタリスト、サックス奏者と幅広くこなす奇才サム・ゲンデルの2020年3月13日発売のニューアルバム「Satin Doll」から先行配信 ...

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先行配信されていたタイトル曲となっているデューク・エリントンの「Satin Doll」やモンゴ・サンタマリアの「Aflo Blue」に加えてアルバムにはMiles Davisの「Freddie Freeloader」やCharles Mingusの「Goodbye Pork Pie Hat」など往年のJazzの名曲の”脱構築/再構築”によるサム・ゲンデル独自の解釈でゆるふわなアンビエントともエレクトロニカともいえる個人的にどストライクな雰囲気の楽曲がアルバム通して展開される。

中でも今作で一番のお気に入りはブラジルの鬼才エルメート・パスコアールの「O Ovo」を”脱構築/再構築”したナンバーかな。収録されているカヴァー曲の中で一番原曲が分かりやすいんだけれども、テンポも良くてキラキラピコピコ感満載でツボな音。奇才が鬼才の音をいじくるとこんなに面白くなるんだ!って聴いてて楽しい。

これに続くエディ・ハリスの「Cold Duck Time」もいい意味でかなりイカれた音してて良い。

カヴァー作品中心でありながらこれだけ独特な音の世界観を構築しているアルバムは他に知らない。まあ、悪く言うと独特過ぎてどの曲も似通ったサウンドっぽくなってたりもするけれど、これはアリなやつ。くり返し聴くことで新たな発見をいくつもしてしまいそう。

前回の紹介で2020年のベスト1なアルバムになるはず!って言ってたけれど、まさに今のところその通りで激しくヘヴィロテしそうなアルバム。

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