カームとジミ・テナーという、名前だけ見てもチルでスペーシーな雰囲気が漂ってくる2人の共作な2023年1月27日リリースの「Big City Takes EP」をご紹介。
新譜とはいえ録音は2018年12月。ジミ・テナーの来日時にカームのスタジオでレコーディングされた作品。6曲入りEPだが実際は3曲でThe Vendetta SuiteとTapesのリミックスがいくつか入ってるという構成。
基本的にはカームなサウンドでゆったり幻想的なチル。タイトル曲「Big City Takes」のオリジナルミックスはカームお得意なストリングスなシンセの響きがなんとも堪らないエレクトリックなエキゾチカとも感じられる浮遊感にジミ・テナーの歌がこれまた神秘的に載っている。
「Time & Space」はスペーシーでオリエンタルな雰囲気にパーカッションが小気味よく響き、ジミ・テナーと共に来日していたDJのToimi Tyttiが歌声を聴かせてくれる。
「Trans-Siberian Express」はアンビエントでスペーシーなジャズ。ジミ・テナーのブロウするフルートが最高。
アナログ盤も出ます。