オランダはアムステルダムを拠点に活動するギタリスト、レイニエル・バースの2024年4月5日リリースのアルバム「Relief Party」からの先行配信となる2月23日より配信開始された「Wild Bill」をご紹介。
イントロからの3フィンガーなバンジョーロールとフルートの音色の心地良さが特徴ではあるものの、コード進行やリズムは完全にジャズという面白い楽曲。
レイニエル・バースが弾いているのは正確にはバンジョーではなく、バンジタールと呼ばれるネックとヘッドがギターでボディがバンジョーになってる6弦の楽器で、バンジョーギターとも呼ばれる。
前半は先ほど書いた通りバンジョーロールな奏法だが、後半のソロではギター的な弾き方をしている。
バンジタールが音としても楽器としても目立ってしまうんではあるけれど、ドラムがルイス・コールでスネアの音のキレが彼らしくて最高。
アルバム「Relief Party」
この「Wild Bill」って楽曲は次のアルバムに入るとはいえ、数年前から演奏されている曲でもあり、メンバーや構成が違ってたりするが動画もあったりするので聴き比べてみるのも楽しい。