ブラジルはマセイオを拠点に活動するコンポーザーでマルチ奏者、SSWでもあるナイロン・イーゴルによる、2025年1月31日リリースの世界デビューとなるアーティスト同名の2ndアルバム「Nyron Higor」から2024年12月4日より先行配信されている「São Só Palavras (feat. Alici, Bruno Berle)」をご紹介。
彼の音は
ブラジル北東部の伝統音楽と黄金期MPBの伝統を継承したローファイでインティメイトなベッドルームポップ
と評され、懐かしさもありながら淡々としつつもポップでキュートな一面も垣間見えるサウンドを、最近のショートな尺でとても心地良く表現する2020年代のアーティストという感じがイイ。
で、今回の「São Só Palavras (feat. Alici, Bruno Berle)」はタイトルにも入ってるヴォーカルにアリシ・ソルとブルーノ・ベルリをフィーチャーした囁くような歌の掛け合いが堪らなくツボな静かなナンバー。
「心地良く耳に入って来てるのにもう終わるの?」という、たった1分30秒なのが勿体無いくらいの良曲。しかしすぐに終わってしまう儚さがまた良い。
これはアルバムが楽しみでしょうがない。
2022年の1stアルバム「Fio de Lâmina」もLo-Fi HipHop感もあってイイので聴いてみて。