イタリアのピアニストで作曲家、プロデューサーであるPancho Ragonese(パンチョ・ラゴネーゼ)の2025年2月19日リリースのアルバム「Mosaico」をご紹介。
南米のアーティストと一緒に制作された、2025年のネオ・フォルクローレ~アルゼンチン音楽とも言える良盤。
Sebastián Macchi(セバスチャン・マッキ)、Carlos Aguirre(カルロス・アギーレ)といった、名前だけで即、聴いてしまう、個人的にも大好きな面々が参加していて、聴かなくても好きな人は好き!って音が詰まっております。
なんだろう、この辺のアーティストが生み出すサウンドが、素晴らしくて何も言えなくなってしまう。
アルバムの構成として、ネオ・フォルクローレな音とクラシカルでSEっぽい短い楽曲が交互に織り込まれた、サウンドトラック風でもある。
一番好きなのはM7「Fonte Abandonada」。
セバスチャンの歌声が大好きだし、ピアノと歌がとても美しい。
この楽曲はブラジルのギタリストGuinga(ギンガ)と詩人で作曲家のpaulo pinheiro(パウロ・セーザル・ピニェイロ)によるものではあるけれど、セバスチャンの作品と言っても過言ではないほど、とても馴染んでいる。
美しい、南米サウンドが聴きたい人には強くオススメしたい。