以前、ちょっと気になるってエントリしてた、ジャーナルが有名なドイツの文具メーカーであるロイヒトトゥルムの筆記具なドレグリフルシリーズのNr.1ゲルインクボールペンのフォックスレッドを誕生日プレゼントとして頂いたのでご紹介。
-
ロイヒトトゥルムの筆記具がカラフルで可愛いのでちょっと欲しい
いつものように何かいいペンないかなって色々と見てて、カラーリングがキレイでイイ感じのペンってことで気になったのがジャーナルなノートブックでお馴染みロイヒトトゥルムの筆記具でドレグリフルというシリーズの ...
続きを見る
パッケージ
ペンがすっぽりと入る三角柱でシンプルなパッケージ。
軸色と箱に描かれているイラストのペンも同色になっている。
ペン先と頭冠
ペン先のゴールドな口金部分が真鍮製でやや低重心な造りとなっている。
その上のコーンの部分や後端の頭冠が白くて、フォックスレッドのちょいとオレンジ気味な赤と白とゴールドのバランスが可愛らしい。
後端側の頭冠を回転することでペン先が現れる、頭冠繰り出し式なスタイル。
これが、やや硬めというか重めな感じで、ペン先が出切るとカチッという音としっかりした感覚があるので、シンプルで短めな軸で鮮やかな軸色でも高級感もある。
分解とリフィル
分解してリフィルを取り出すとこんな感じ。
先ほどの口金部分と頭冠部分が外れて、どちら側からでもリフィルを取り出せる。
リフィルの方は油性ボールペンと共通の一番メジャーなパーカーのG2規格で、0.5mmなセラミックチップのゲルインクが入っている。
リフィルは日本製
ゲルインクでセラミックチップなリフィルというのでピンと来た人もいるかも知れないが、このリフィルが日本製。
リフィル自体にロイヒトトゥルムのロゴが入っているので、ロイヒトトゥルム専用にはなっているものの、これはオート製のゲルインクなG2規格リフィル。
オートのゲルインクなリフィルを搭載しているというのが、「LEUCHTTURM1917 Drehgriffel Nr.1」のゲルインクが欲しかった一番の理由と言っても過言ではない。
書いてみると
とても滑らかで、こういうゲルインクボールペンを待っていた!という感じの、書き味とイイ感じの外観が合わさったペン。
低重心な軸で自重でも書けるし、ホントに適度に滑らかと表現するのがピッタリな書き味。
黒さという面では最近の濃く書けるゲルと比べると若干薄い感じもあるけれど、全然許容範囲で黒い。
海外向けなモデルではボール径0.7mmがメインになることが多いが、このリフィルはオート製だけあって日本語にも使いやすい0.5mmなのも良い。
リフィル的にG2規格なので、パーカーのジョッターなんかにも入れて書いてみたけれど、この滑らかなリフィルを活かすなら「LEUCHTTURM1917 Drehgriffel Nr.1」に入れて書くのが正解というか、一番心地良い。
油性ボールペンのリフィルはシュミットのイージーフローのロイヒトトゥルム版になってて、こちらは本家なシュミットだったり、伊東屋のロメオのリフィルを入れても全然オッケーだが、今回のゲルインクに関しては、オート製と判明したが、オート純正のG2規格なゲルのリフィルはニードルポイントのタイプしかなく、書き味も違うので、この素晴らしい書き味を堪能するにはロイヒトトゥルムのリフィルを追加購入することになる。
気に入っているG2規格のリフィルが入るペンを持っているなら、このリフィルだけでも購入して書いてみて欲しいが、バランス的に心地良い書き味を堪能するんであれば、「LEUCHTTURM1917 Drehgriffel Nr.1」をオススメする。
軸色もカラフルにたくさん揃っているし、油性でもゲルでも気に入った軸色で使うと楽しいし、同じG2規格なので、入れ替えて自由に使えるし。
かなりオススメなペン。