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深夜プラス1

2008/03/23

深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))
ギャビン・ライアル 菊池 光
早川書房 (1976/04)
売り上げランキング: 1032
おすすめ度の平均: 4.5

4 男のドラマを描ききった、冒険小説の逸品
3 ラストが最高です
5 冒険アクションを越えた傑作ロマン

冒険アクションものの定番とも言えるギャビン・ライアルの「深夜プラス1」。

高校生の時に読んで以来のかなり久々な再読。期間限定のカバーということで表紙が馴染みのものではないし、内容も全く覚えていなかったので、新鮮に読んだ。

いやー、面白かった。最近はこういうアクション的なものを読んでいなかったのもあり、楽しくてしょうがなかったし、モノ好きな男性が食いつくようなディティールの描写とかあったりで本筋だけでなく、細かな部分まで楽しめた作品。

本来ならこういう面白いのは読了まで一気に読んでしまいたいものではあるが、最近の読書の方法が5〜6冊を並行して読んでいるってことで、毎日全く違う色々な本を少しずつ読んでいるのだけれど、この作品に限らず、こういう細切れな読み方をしていても内容がごっちゃにならないというか、案外、どれも筋をよく覚えていて自分がビックリしている。

で、この「深夜プラス1」はそんな数冊の中で、一番次の読書の機会が訪れるのが楽しみであった一冊であったことは言うまでもない。また期間を置いて再読したくもなる作品だ。

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