2020/3/19
小沢健二、13年ぶりとなるニューアルバム「So kakkoii 宇宙」が本日2019年11月13日リリースということでご紹介。 歌モノの軽快なポップス的アルバムとしては1994年の2ndアルバム「Life」以来と言ってもいい25年ぶりの弾けたオザケンがここにはある。 「Life」を鬼聴いていた世代にはとても刺さる作品であることは間違いない。とはいえ今作は懐メロ的に楽しむのではなくて今の音をしているというのもポイント。 先行シングルでもあったM1の「彗星」からラストM10の「薫る (労働と学業)」まで駆け抜 ...
ブラジルはサンパウロのSSW、テテ・エスピンドーラとアルナルド・ブラッキの息子であるダニ・ブラッキの2022年6月10日リリースのシングル「Essa Tal Liberdade」をご紹介。 ヒット曲のカヴァー この曲、1990年代に大人気であったサンバ系~パゴージの音楽グループであるSó Pra Contrariarを代表するバラード曲のカヴァー。 元の曲は1994年ということもあってゆったり聴かせるナンバーではあるけれどキラキラサウンドとビートがいかにも90年代の音をしているのに比べ、ダニ・ブラッキの今 ...
どうしようもなく聴きたくなって買い直しのキース・ジャレット1stアルバム。 この作品の説明や大好きだ!ってのは上記*musicのリンク先の文章を書いた時から、いや初めて聴いた時から変わっていない。たまの夜中に無性に聴きたくなることがあって、いつもアナログを引っ張り出して聴いていたのだけれど、やっぱりもっと気軽に聴きたい!ってことでCDを購入、と。確か数年前にもCDを買ったような記憶はあるのだけれど、どこに行ったのやら。。。 1曲目の「In Front」、これが今でも聴く度に震えるほどの格好良さで、10分越 ...
Yami/Hikariの2020年2月7日配信開始となったシングル「Haku」をご紹介。 アーティスト情報が全然分かりません(笑)。Spotifyには今のところシングルが10枚あり、最初のシングルで2019年からなのでホント最近の人というか音というか。 Lo-fi Hip-Hop系の音でビート重めで尺短めの定番のスタイルなのだけれど、この曲含めYami/Hikariの音にはどこか悲しさが漂う。ストリングス系のサンプリングのループの使い方が上手いからそう感じるところが大きいとは思うのだけれど、これが何度も聴 ...
ニューヨークを拠点に活動するアリス・コルトレーンの愛弟子でありキーボード奏者で作曲家のスーリヤ・ボトファシーナによる2024年10月18日リリースのアルバム「Ashram Sun」をご紹介。 スーリヤ自身のこれまでの活動を内面的に振り返った集大成のような作品で、こんな濃いスピリチャルジャズを2020年代に新譜で聴くとは!?ってとてもビックリした音が詰まっている。 以前も紹介しているパーカッショニストでプロデューサーのカルロス・ニーニョによるプロデュースで、カリフォルニアのこの界隈のミュージシャン総出な感じ ...