オークランドのGenra(ジェンラ)と、ポートランドのAnti Lilly(アンチ・リリー)という2人のラッパーによる、ロンドンを拠点にDJやプロデューサーとして活動するJake Milliner(ジェイク・ミリナー)のプロデュースによる、2022年2月18日より配信開始された楽曲「High Road」をご紹介。
ジャケの絵の雰囲気やイントロの静かな感じから最初Lo-fi Hip-hopっぽいって思ったのだけれど、ビートとラップが入って来るとタイトルに書いた通りこれが鬼カッコいいジャズ・ヒップホップ。
イントロから続くシンセのフワフワ感とサンプリングのピアノがとても効いていて、重たいビートと小気味よい2人のラップが相まってグルーヴィーでありながら激しさを感じないとても心地良いサウンドに仕上がっている。
アンチ・リリーの作品は大好きで以前コンビとしても活動しているビートメーカーのフォニックスの楽曲を紹介していたりするけれど、今回の楽曲でジェンラは初めて知った。
ジェンラの方がソロの時はよりヒップホップ的であったりするけれど、2人の作品には共通するようにジャズっぽさがあってカッコイイ。
この2人で他にもレコーディングしているとのことで、シングルなのかアルバムなのかは分からないが、次の作品もとても楽しみ。
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