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メカニカルなギミックが楽しいクルトガの最高峰「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ

2024/08/04

「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ

三菱鉛筆の芯が回って尖り続けるシャープペンの最上位モデルとなる「クルトガ ダイブ」のトワイライトオレンジを数ヶ月前に購入してたものをようやくご紹介。

まだまだ全然買いにくい

元々、限定販売だったクルトガ ダイブ。好評で2023年3月3日より通常商品として継続販売されるようになっているものの、店頭でも全く見かけないし、ネット通販では現在もずっとプレ値の状況が続いていたりする。

買う予定もなかっがが

普段から基本的にゲルインキボールペンをメインに消せないペンばかり使っていて、シャープペンも使うとしてもホントたまにだし、機能的にもシンプルで0.7mmとか太めな芯径が好きなので、全然見かけない0.5mmのゴツい高機能なシャープペンシルは無くていいと思っていた。

が、数ヶ月前にたまたま行ったイオンモールの文具コーナーで「少量入荷しました!お一人様1本限り」なんて張り紙と共に店頭にあったので、思わず買っておかないと負けみたいなヘンな感情になってしまって気付いたらレジで購入を済ませてしまったという次第。

購入してみると案の定、使おうとも思ってなくて引き出しに入れたまま数ヶ月忘れていたのでありました。

しっかりと箱入り

「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ

定価 5,000円(税抜)って値段だけあって、厚紙な箱に入っております。

高級筆記具系のブランドからすると箱といってもチープな感じもあるけれど、三菱鉛筆のラインナップを考えたらとてもゴージャスとも言えるし、悪くない。

カチッと締まるキャップが良い

「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ

キャップの先端にマグネットが入っていて、締める時と書く場合の後端に回してはめる時に「カチッ」と音がしてしっかり固定されるギミックがとても心地良く、何度もカチカチやってしまいたくなる。

質感的には高級感というよりもメカメカしさを堪能する機械的なペンであり機能的で実用的な側面もかなりあるといった印象かな。

筆記時の重心

「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ キャップ後端

筆記時にはこんな感じでキャップを後端側にして使うと重心が軸の中央になり、キャップ無しの状態ではペン先側に寄る低重心な感じになるので、好みでキャップをどうするかで重心の位置が変えられるのはキャップ式なシャープペンシルならでは。

個人的には細めでシンプルなシャープペンシルであれば低重心の方が書きやすく、クルトガダイブみたいなちょいと太めの軸となると軸の中央に重心がある方が書きやすく感じた。

芯の補充

「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ 芯の補充

芯の補充に関してはキャップ式なので一瞬迷うが、普通に軸の後端がノック兼消しゴム&芯の補充口になっている。

クルトガダイブはキャップを開くと自動的に芯が出てるのでノックを使う機会は極端に減るのでここは芯の補充口と消しゴムの場所として。

自動繰り出し量の調整

クルトガダイブ ペン先 自動繰り出し量の調整

クルトガダイブの機能的な一番の売りが5段階に調整可能な芯の自動繰り出し量。

ペン先を回して黒い点の部分をMIN~MID~MAXの5段階の位置に合わせることで自動で芯の出る長さが調整出来るんだが、これは慣れるのに時間がかかりそうで、しばらく書いてみたけれど、今ひとつどの位置が自分に合っているのかが掴めないでいる。

ただ、筆圧強めで芯が出過ぎていると折れてしまいやすいので最小のMINで使ってて問題が無さそう。

書いてみると

「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ 書いてみた

標準ではHBの芯が入っているんだが、2Bに入れ替えて書いてみた。

しっかりと濃く、普通の人の0.5mmな芯径で書くよりもかなり太い線幅で書けてこれは満足。

クルトガな尖り続ける機構を逆手に取っている理由ではないけれど、多少寝かせ気味にして太く濃い筆跡になっているのが自分流なクルトガの書き方というか楽しみ方。

グリップがとってもプラスチッキーなんだが、軸の太さに合っていてしっかり握って書けるこの感じは結構好きかも。

オレンジの理由

「KURU TOGA DIVE」トワイライトオレンジ RHODIA WEBNOTEBOOK

カラーのラインナップとして4色ほどあるクルトガダイブ。

トワイライトオレンジにしたのはこのRHODIAのweb notebookと並べて置いてみたかったというそれだけの理由。

以前もパイロットのお手軽系万年筆であるライティブのオレンジを購入した時もそうなのだけれど、オレンジなノートとペンが並んでるのが良いよなーというか悪くないというか、そういう眺めを考えてオレンジのペンをたまに買うというのをやってしまいがち。

だからって、このノートにクルトガダイブで書くことはほとんど無さそうではあるけれど。

オススメ出来るかどうか

最後に、シャープペンシルとしてクルトガダイブをオススメするかといえば、ガンガンに毎日たくさん書くって人にはとてもオススメ。

たまに書くことがある時にシャープペンで書くのが好きという人であれば、同じクルトガでもクルトガメタルの方が軸が細く高級感もあるし、ダイブよりも安く入手もしやすいので、メタルをオススメします。

クルトガダイブはやはり継続販売から1年半くらい経ってるのに、未だ少量生産みたいなので入荷が少なく入ってもすぐ完売な状況が続いてるのとネット通販ではプレ値なので、どうしても今すぐ欲しいって人にしかオススメ出来ないというのも正直なところ。

予約可能な文具店なんかがあればそちらで確実に定価で買うのが良いかな。

一応、プレ値の中でも最安なアマゾンのリンク貼っておきます。カラーも選択可能。

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