5人編成なバンドであるルルルルズの5年ぶりとなる2024年9月25日リリースの4thアルバム「ひとびと」をご紹介。
全10曲のうち半分の5曲が先行配信されていて耳馴染みのある楽曲にもなってたりしたのだけれど、改めてアルバム通して聴いてみて、良い意味でアルバムらしい曲順の並びになっているのが起承転結感もあってとても聴きやすく仕上がっている。
個人的にはM2「めまい」M3「アーケード」M4「myakumyaku」の流れがとっても好き。うねるベースラインとヴァイオリンが印象的な「めまい」に、シンプルでロックテイストな「アーケード」、タイトル通り淡々と”脈々と~”な歌詞が繰り返される「myakumyaku」。
6人編成を思わせないシンプルさと奥深さがよく現れている3曲。
後半はゆったりとした楽曲多めで、こちらに先行配信されたもののほとんどが詰め込まれている。中でも先行配信されてない一番静かでアンビエント感もあるM9「流れ」がラスト手前な感じもあってとても好き。
全体的にはクリアな音の中にヴォーカルがちょいと篭ってて前に出過ぎないミックスがされているのが印象的なのと、後半の楽曲はゆったりと静かなサウンドが多めでありつつもクラッシュシンバルがガンガン鳴っているのが驚いたというか、こういうドラミングはほぼ聴いたことが無かったので新鮮であった。
アルバム通して長く聴ける良盤であります。
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何とも心地良い音が詰まった「ルルルルズ - amu」
以前も紹介している東京を拠点に活動するバンドであるルルルルズの、3曲連続リリース企画の第一弾となる2025年8月13日より配信開始されたシングル「amu」をご紹介。 ゆったりとシンプルで音数も少なく淡 ...
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