
久々に、一応新譜ではあるけれど、懐かしい感じの音の紹介を。
1960年代前半の代表的なホラー映画系のサウンドトラックを抜粋して集めたオムニバスなアルバムのリマスター作品となる、2025年11月14日より配信開始された「Best Music From Early 1960s Horror Movies」(Remastered 2025)をご紹介。
ほぼ観たことないが
映画として17作品、22曲が収録されている。
正直、「サイコ」しか観たことなくて、音として印象的なものも、当然サイコの有名なM2「Main Title」。
しかし、自分のニューリリースのディグに引っ掛かったのは、大好きな作曲家である、レス・バクスターの手掛けた楽曲がたくさん収録されているから。
サイコのバーナード・ハーマンの恐怖心を煽るような世界観とは全然違い、恐ろしくもユーモアも交えた、エキゾキックな雰囲気も漂わせる感じがとても良い。
1960年代の映画は、現代以上に音楽がシーンにとって効果的で重要な役割を果たしているだろうし、作品を観て、改めて聴く方が全然臨場感を持って聴けそうではある。
それでも、この時代のゴージャスなオーケストラをサウンドトラックだからこその短い尺でたくさんサクッと聴くのも、とても楽しい。
収録されている映画タイトル
- アッシャー家の惨劇 - The Fall of the House of Usher (1960)
- サイコ - Psycho (1960)
- 顔のない眼 - Les Yeux sans visage (1960)
- ブラック・サンデー - Black. Sunday (1960)
- たたり - The Haunting (1960)
- 恐怖 - Scream of Fear (1961)
- 吸血狼男 - The Curse of the Werewolf (1961)
- 回転 - The Innocents (1961)
- 呪われた者たち - These Are the Damned (1962)
- 何がジェーンに起こったか? - What Ever Happened to Baby Jane? (1962)
- ブラック・サバス/恐怖!三つの顔 - Black Sabbath (1963)
- コメディ・オブ・ホラーズ - Comedy of Terrors (1963)
- 吸血鬼の接吻 - The Kiss of the Vampire (1963)
- 忍者と悪女 - The Raven (1963)
- 白い肌に狂う鞭 - The Whip and the Body (1963)
- 地球最後の男 - The Last Man on Earth (1964)
- 赤子病の仮面 - The Masque of the Red Death (1964)
プライムビデオで視聴可能な作品
アッシャー家の惨劇
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サイコ
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何がジェーンに起ったか?
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ブラック・サバス\/恐怖!三つの顔
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白い肌に狂う鞭
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地球最後の男
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