2023/11/21
南アフリカのピアニストであるタンディ・ントゥリが、カリフォルニアを拠点に活動するミュージシャンであるカルロス・ニーニョとタッグを組んだ2023年11月17日リリースのアルバム「Rainbow Revisited」からの先行配信である10月3日配信開始の「Nomayoyo (Ingoma ka Mkhulu)」をご紹介。 現代ジャズシーンのピアニストとして世界各地で活躍する彼女が、様々な音を駆使するトラックメーカーでもあるカルロス・ニーニョと一緒に作る音がどんなものかとても楽しみでありつつ今回の先行配信を聴 ...
アルゼンチンはブエノスアイレスで活動するフォルクローレなバンドというかユニット、クレパスの2019年のアルバム「Lunes」。 歌、ギター、ベース(コントラバス)、チェロ、バンドネオン、パーカッションという編成で、特にチェロとバンドネオンの組み合わせが室内楽でも聴いているかのようなサウンドを生み出している。 インストならまあありがちなんだけれど、歌の詞がスペイン語で分からないというのも手伝って単純に良きメロディとして耳に流れ込んでくるのでアンサンブルの1つとしてゆったりとても心地良い。 Amazon Mu ...
ニューヨークはブルックリンを拠点に活動するSSW、ジョン・ローズボロの2023年3月15日リリースのシングル「The Empress」をご紹介。 SSWと書きましたが、歌とギターでボサノヴァを奏でるアーティスト。 今作は自身の失恋で悲しみに暮れる中、ニューヨークのラガーディア空港で立ち往生している際に書かれた悲しみのボッサ。 とてもシンプルで細々と歌い上げる感じもとても良いし、中盤から入ってくるフリューゲルホルンの音色がまた物悲しい。とはいえ、とても美しい楽曲でもあります。 2021年のアルバムもイイ感じ ...
Sun Ra and his Arkestra名義による1979年の名盤「On Jupiter」が新たにリマスター&1978年ライヴ音源の「UFO」を追加収録して本日2021年1月1日に配信向けにリリースされたということでご紹介。 このアルバム、簡単に言ってしまうとM1「On Jupiter」がスペーシージャズ、M2「UFO」がジャズファンク、M3「Seductive Fantasy」がフリージャズという構成でたった3曲ではあるがヴァラエティーに富んだ聴いていて楽しいアルバムとなっている。 3曲でアルバム ...
現代ギタリストの皇帝とも呼ばれるカート・ローゼンウィンケルによるスタンダードなトリオ作品「Angels Around」が2020年4月15日リリースされたということでご紹介。 Thelonious MonkやPaul Chambers、Charles MingusにBill Evansといったジャズジャイアンツな面々の曲に加えて彼のオリジナルが2曲あり、スタンダードなトリオ作品とはいえ、そこはカート・ローゼンウィンケルのギターが独特の音色を弾いております。 個人的には今作のギターにはディレイが効きすぎてて ...