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Mitchell Froom - A Thousand Days

2008/10/05

プロデューサーとして有名なMitchell Froom、2005年のピアノソロ作品。

ジャズでもなく、クラシックでもなく。そういうピアノな作品が大好きなのであるが、このアルバムはまさにそういう感じで音響っぽくピアノソロなんだけれど響きにとても気を配って録音されたんだろうな、ってのを感じられるアルバム。夜中を感じさせる、暗い雰囲気がありつつ、透明感を持つこの音色はやはり打込みな作品では出ないだろうし、だからこそ、人が弾くピアノってのに夢中になれるんだ、っていうのを思い知ることが出来る。

ピアノにしてもギターにしてもソロ作品、一つの楽器のみで奏でられた楽曲はシンプルであるが故に音色や響きの奥深くまで感じ取ることができ、思いを巡らせるのに相応しい音だ。

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