以前も紹介したシングル「Too Much to Ask」と「Money」を含む南カリフォルニアのネオ・ソウルなトリオ、Moonchildのニューアルバム「Little Ghost」が2019年9月6日にリリースされたとうことでご紹介。
音数少なくシンプルなのに
今作はこれまで以上にしっとりと聴かせる曲が多く、色んな音が聞こえて来るのだけれど同時に鳴っている音が非常に少なくて、ひとつひとつの音がすんなりと耳に飛び込んで来て没入感が素晴らしいというか、ついつい心地良く聴き込んでしまう。
ヘッドフォンで聴くとさらに良い
スピーカーから大音量でも小さな音でも流すのも良いし、スマホのイヤフォンで聴いてもいいのだけれど、このアルバムの没入感をさらに感じるにはヘッドフォンでじっくりと聴いてみてもらいたい。
単純な話なのだけれど、ヘッドフォンの耳を包む身体的な感覚とこのアルバムのサウンドの没入感が相まってふわとろな幸福感に包まれる。
美しいリズム・アンド・ブルース
ネオ・ソウル系って言われてたり、ジャズトロニカ的なんて書いたりもしたけれど、楽曲の根幹であるビートの部分、スネアとバスドラとハンドクラップのリズムの刻みはRnB（リズム・アンド・ブルース）のそれである。
そこに重なる上モノの歌声やフワフワだったりピコピコだったりする楽器の音色の組み合わせの絶妙なバランスがMoonchildらしさという音に仕上がっている、それをこれまでで一番実感できた作品。
すげー好きだわ。しばらくはこればっかり聴きそうだし、末永く聴いていきそうなアルバム。
特にお気に入りなのはM5の「Strength」かな。今作でも特にシンプルでこのエントリのタイトルに書いた「フワフワでトロトロな極上RnB」を体現したような楽曲。
YouTubeでもフルヴァージョンが公開中
公式でフルヴァージョンが上がってるので誰でも堪能出来る！
アナログ盤も出てます（音源DL出来るコード付き）
シングル「Too Much to Ask」のレビュー
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シングル「Money」のレビュー
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フワフワな歌とメロディに重いビートが心地良いMoonchildの新曲「Money」
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