パイロットのゲルインキボールペンといえば今やメジャーなのは消せるボールペンとして大人気のフリクションシリーズと極細系の滑らかさならコレって感じのジュースアップが2大看板ではあるけれども、地味ながらゲルインキ初期から変わらず存在し続けるGシリーズがホントは一番滑らかなんだ!ってお知らせしたく今回はシンプルでキャップ式の「G-3」をメインに「G-2」と比較しながらご紹介。
元々「G-2」が大好き
見てくれは気に入らないが最高すぎる書き味でメモ用に手元にいつも置いてた0.5mm黒インキのG-2。11年前にエントリもしてたりするのだけれど、その後色々なペンを彷徨って使わなくなってしまったりもしたが、最近では0.7mmブルーのG-2をしっかり愛用してたりもする。
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PILOT G-2 & G-knock
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連続してたくさん書くならパイロットのゲルインキボールペン「G-2」の0.7mmブルーが至高である
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「G-2」と「G-3」の違い
「G-2」と「G-3」どちらも黒・赤・青の3色のラインナップのゲルインキを搭載しているという点は同じで違いは外観を含め
- 価格:G-2が200円+消費税、G-3が100円+消費税
- 軸:G-2がノック式、G-3がキャップ式
- ボール径:両者共通は0.5mmと0.7mmでG-2のみ1.0mmがありG-3のみ0.38mmがある
といった部分かな。
書き味が結構違う
ペン先の画像で明らかなのがグリップの太さの違い。G-2の方が太くG-3は細め。
このグリップの太さの違いと合わせてキャップ式とノック式の特徴に基づいたペン先の遊びの有無で書き味がかなり違っている。
キャップ式であるG-3はペン先が固定されているので素直に書ける感じに対してノック式であるG-2はペン先の出し入れのためペン先とコーンの間の僅かな隙間とノック用のバネの影響で筆圧がかかるとその隙間とバネの遊びでフニャっとした感触がある。
これは好みの問題でどちらの方が優れているとは言えないけれど個人的には筆圧高めなのもあって素直に書ける固定されたペン先のキャップ式であるG-3の方が圧倒的に書いていて心地良い。
筆圧高くなく楽に滑らせるように書くタイプの方であれば遊びが逆に心地良く感じられグリップも太いのでノック式であるG-2の方が書きやすいと感じるかもしれない。
書いてみると
他社のゲル系よりも多少細めの線幅にはなるがキッチリと黒くインクフローもスムーズで書きやすい。当然ではあるがボール径が太い方がより滑らかになる。
G-2とG-3はホント至高のボールペンなのよね。地味だが変わらずシンプルにサクッと書けるを追求したゲルインキボールペン。
海外では今もパイロットの主力ボールペン
G-2は欧米では今もとても人気のあるペンで、多色展開もしててセットで売ってたりする。アルファベット系中心の地域ではボール径も0.7mm以上の太字系が人気だし、太字の方がより滑らかなのもあるから漢字やかなで極細で滑らかってのが好まれる日本やアジア圏とはまた事情が違うというのもあるけれど。
この海外版も機会を見て取り寄せてみようかな。