もう10年近く蛍光ペンの類いを使うことが全く無くなってしまったものの、ずっと一度は使ってみたいと思っていたクレヨンのような固形の蛍光マーカーであるステッドラーの「テキストサーファーゲル」のオレンジを買ってみてたのをご紹介。
テキストサーファーゲルの特徴
- 薄い紙でも裏写りしない
- キャップ無しでも2~3日乾かない
- 文字が滲まない
- 驚くほどの滑らかさ
以下、上記の特徴を順を追って
薄い紙でも裏写りしない
辞書みたいなとても薄い紙であっても固形のゲルインクという特徴を活かして裏写りを心配することなく使えるのは心強いというか、精神衛生上気楽にガシガシ使えるというのは良い。
キャップ無しでも2~3日乾かない
テキストサーファーゲルはキャップを外した時に後ろ側に被せることが繰り出し式でありつつ軸の形状的に出来ないので使用する時はキャップを置いておかないといけないので、どこかいったーって場合に大丈夫なのは良いが無くさないのが一番(笑)。
文字が滲まない
特に鉛筆やシャーペンなどの蛍光ペンの種類によっては上から線を引いたら滲んで黒っぽくなってしまいがちな筆記具に対しても固形の強みで滲みにくく安心して使える。
驚くほどの滑らかさ
これが一番声を大にして言いたいというか、蛍光ペンのみならず筆記具としての滑らかさの次元を超えている。ヌラヌラとはこのマーカーのための表現よ!って言いたくなるほどの素晴らしさ。初めて書いてみた時にビックリし過ぎて笑ってしまった。
ペン先
キャップを開くと最初にも書いたクレヨンみたいな固形のゲルインクが顔を覗かせる。書けばその部分が削れることになって減っていくので後ろを回して芯を出していく繰り出し式。これが異次元のヌラヌラ感を生んでいるのと同時にある種の欠点でもあることも書いておきましょう。
固形のゲルインクな芯は見ての通りクレヨンみたいで太くて丸っこい。そのためにペン先を狙ったところに当てて書いてる感じでも多少ズレてしまうこともあるし想定よりも太かったり細かったりすることもあり得る。まあ慣れである程度はコントロール出来るものではあるけれど、書けば削れるってのもあって使うたびに芯の先の形状が変わっていくのでキッチリ書きたい、線を引きたいって方にはあまり向いてないかも知れない。
しかし、このヌラヌラ感の楽しさはそんなことは小さなことさ!ってくらいに使うのが楽しいペンである。
使ってみると
使い始めなので芯が太くて丸っこいとはいえまだ細めな線が引ける。文字を書いてる青いペンはあえてマーカーが滲みやすいであろう水性染料な極細サインペンであるシャチハタのエルゴラインを使ったのだが、全く滲むことなくキレイに青の上に蛍光オレンジが載ってる感じになっている。
テキストサーファーゲルは5色(イエロー、ピンク、ブルー、オレンジ、グリーン)のラインナップがあって今回はオレンジを選んだのではあるけれど、本来蛍光ペン使うならまずは黄色って思っていながらオレンジを選んだのは、上の画像を見てもらえれば分かるんだが、このペンはオレンジが黄色っぽいというか明るくてキレイだから。黄色もしっかり黄色くて良いけれど、テキストサーファーゲルに限っては1本持つならこのキレイなオレンジをオススメする。
とはいえ、蛍光ペンをよく使う方であれば3本程度は欲しいところでもあるだろうし、3本セットがお得に売っている場合も多いので、基本3本セット(イエロー、ピンク、オレンジ)がイイかも。
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