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Jazzの名曲を再構築した奇才サム・ゲンデルの新曲「Satin Doll」

sam gendel - satin doll

L.A.を拠点に活動する先進的なコンポーザーでありプロデューサー、ギタリスト、サックス奏者と幅広くこなす奇才サム・ゲンデルの2020年3月13日発売のニューアルバム「Satin Doll」から先行配信としてタイトル曲である「Satin Doll」が2020年2月12日より配信開始されてるのでご紹介。

最高にゆるふわな名曲

デューク・エリントンの名曲である「Satin Doll」を”脱構築/再構築”し独自の解釈で制作したというこの曲、もはや全く別の曲になっててそれがゆるくて素晴らしい。

ゆるーいフワフワなアンビエントで音数も少なくて心地良過ぎてウトウトしてしまいそうになるが、ほのぼの聴いていると原曲である「Satin Doll」のあのメロディが耳にスーッと入り込んでくるのが発見!って気分になってこれがまた楽しい。

MVもイイ感じ

8ミリで撮影したような古臭いイメージのMVも昔っぽくてジャケの鍵盤の付いた車のイメージ画像の元ネタでもある1964年式のゴツいインパラを実際に運転している雰囲気も良い。

もう一つの先行配信「Afro Blue」も良い

最初に先行配信されたアルバムでは1曲目のリードナンバーとなるコルトレーンの名演でも有名なモンゴ・サンタマリアの「Aflo Blue」の”脱構築/再構築”版も同じ雰囲気で全然別の曲になっていつつもちょっとしたメロディやビートが原曲を思わせてくれてフワフワ&重たいビートでカッコいい。

こちらのMVも古臭いイメージでありつつ、実際のインパラも映っているしジャケの車のイラストがMV内でカクカクとぎこちなく動いてて面白い。

圧倒的に好きなアルバムになりそう

アルバムからの先行配信の2曲を聴いただけで完全にツボな音で何度もリピートしてしまっているし、これはアルバムは気が早いけれど今の所2020年のベスト1になることは間違いない。そのくらい楽しみである。

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