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濃くハッキリ書ける「ユニボール ワン」0.38mmブラック系インクをシグノと比較

2020/03/04

ユニボール ワン 0.38mm ブラック系インク

ユニボール ワン 0.38mm
左から:ブルーブラック、グリーンブラック、ブラウンブラック、ボルドーブラック

2020年2月26日に発売になった「新技術ビーズパック顔料を使用した新インクで、一層色濃い文字が書け、記憶に残りやすい効果が実証されたゲルインクボールペン」を謳う「uni-ball one(ユニボール ワン)」の気になっていた0.38mmの4色のブラック系インク(ブルーブラックグリーンブラックブラウンブラックボルドーブラック)を購入したので同色のラインナップがあるキャップ式シグノ0.38mmとの比較も含めてご紹介。

細かい説明は前回紹介したエントリを参照いただくとして、外観やシグノとの比較をメインで書いていきましょう。

uni-ball one(ユニボール ワン)
新インクで濃くハッキリ書ける「uni-ball one(ユニボール ワン)」

三菱鉛筆から新技術ビーズパック顔料を使用した新インクで、一層色濃い文字が書け、記憶に残りやすい効果が実証されたというゲルインクボールペン「uni-ball one(ユニボール ワン)」が発表され202 ...

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白い外観で質感もなかなか

ユニボール ワン クリップ&ノック部分

パッと見では真っ白いペンではあるが間近で見てみるとマットなホワイトなのだけれど、軸はとても細かいエンボス的な処理が施されていて光の度合いによってはうっすらと光沢があるようにも見える仕上げになっている。

金属製のクリップは中にバネが入っていて柔らかく持ち上げることが出来ると同時にしっかりと止まるのでプラスチック製のクリップよりも断然安心感がある。

グリップはラバー製

ユニボール ワン 0.38mm ペン先~グリップ

撮ると非常に分かりにくくて申し訳ないのではあるが、ペン先のコーンの上から回して開く部分までは同色のマットホワイトなラバーで覆われていて、筆記するにも滑りにくくなっている。

ペン先は0.38mmと極細でも砲弾チップになっていて、ユニボールのゲルインクボールペンはこの辺りも昔からしっかりと作ってあるので安心の極細なペン先といったところ。

握った感じもグリップグリップしてなくてスーッと真っ直ぐな一つの軸がしっくり来るけれどラバーグリップなので指が確実にペンを捉えることが出来て長時間の筆記にも対応してくれそう。

比較するのはシグノ極細0.38mm

ユニボール シグノ 極細 0.38mm ブラック系4色

キャップ式なユニボール シグノ極細0.38mm。「ユニボール ワン」を見てしまうと古臭く感じてしまうのも否めないが現行品であるしキャップ式の透明軸でインク残量も分かりやすく軸より一回り太いラバーグリップもしっかりしていて今もこのタイプのシグノじゃないとダメ!というファンも多いペンである。

これはこれで極細系のスタンダード品として書きやすく、ずっと眺めているとシグノらしさで溢れていて悪くない。それと同時にこれまでは三菱鉛筆での大好きなブラック系4色、ブルーブラック、グリーングラック、ブラウンブラック、ボルドーブラックが揃っていたのはこのシグノの極細系だけだった。

実際に書いて比較

ユニボール ワン とシグノ 書いてみた比較

今回は0.38mmという極細ペンなのでいつものロディアの5ミリ方眼ではなく測量野帳の3ミリ方眼に書いてみた。

一目瞭然というか、明らかに「ユニボール ワン」の方がインクフローが良く濃くハッキリ書けている。その分シグノよりも書き味的にも多少滑らかではあるが、ブラック系インクの醍醐味ともいえる微妙な色合いよりも濃い分、黒が勝ってしまっていて色のバランス的にはシグノ極細の方が良いというのも確か。

どちらの色が良い悪いというよりも好みの問題になるけれど、ブルー、グリーン、ブラウン、ボルドーとブラックじゃない色をしっかり楽しみたいならシグノの極細、ブラックの方がしっかり出ていつつも濃いながら絶妙なブラック系インクでハッキリ書くというのを楽しむなら「ユニボール ワン」ってところかな。

極細系なんだから細さ優先となればシグノになりますなー。ワンの方が多少滑らかとはいえ、シグノはシグノで0.38mmでも十分に滑らかであります。

逆に細くありたいし見返す時にしっかり書いてある方が良いって場合にはそのために作られた新商品である「ユニボール ワン」が正解であることは言うまでもない。

比較してみて、結局どっちも好きです(笑)。仕事用のメモ帳的な何度も見返すノートにはワンでカラフルに楽しく色を味わいたい時にはシグノを使うって感じかな。

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