「ブラジルの声」とも呼ばれるシンガーソングライターのミルトン・ナシメント2020年12月18日リリースの「Drão」をご紹介。
ピアノとストリングスの美しい調べに彼のこれまた美しい声が静かに響くクラシカルでスケールの大きなじっくりと聴きたくなる、まさに名曲。
ジルベルト・ジルの曲
この「Drão」という曲、ブラジル音楽好きな人であればご存知1982年のジルベルト・ジルの作品。今回ミルトンがカヴァーしたのはブラジルのテレビ番組のためにジルベルト・ジルの作品に基づいた11曲を様々なアーティストによって録音するという中の1つ。
ジルベルト・ジルのヴァージョンはゆったりとしつつもサウンド的にはファンキーで聴けば彼の音だよなって納得。
他のカヴァーもイイ感じ
本家ジルベルト・ジルとカエターノ・ヴェローゾの2016年に行われたライヴでの演奏。歌とギターだけという最小構成だからこそ2人の関係性だったり歌の素晴らしさが伝わって来るのが映像で観られることが嬉しい。
ジャヴァンによるカヴァー。こちらもゆったりとしたテンポとシンプルな構成で軽やかに歌い上げている。