製図用シャーペンの大定番ともいえる、ロットリングの「rotring 600」メカニカルペンシルの0.5mmをご紹介。
購入時期をハッキリ覚えてないけれど、確か20年以上前だったような気がする。昔買った筆記具をまとめてるコーナーを整理してて懐かしいと思って引っ張り出してきた。一応撮影する前に拭いたりして簡単にキレイにはしてみたがさすがに古いし汚れも目立つ。
ロゴプリントが無い
「rotring 600」は現行ラインナップにもあるし形状的には全く変わっていないが、一つ違うのが軸部分にロゴプリントが無いという部分。所有しているものには「0.5」のプリントのみでとてもシンプル。
現行品
現行品はこんな感じ。店頭やサイト上の画像でこちらの方を見慣れているせいもあって、ロゴプリントが無いのは寂しい感じもあるけれど、とてもシンプルなシルバーのペンとして古いタイプも悪くはない。
書いてみると
筆圧強めなのと濃く柔らかい芯が好きなので入れてるのはいつも通りの2B。
「rotring 600」は製図用のシャープペンシルであり、グリップ部分がローレット加工された細長い外観から想像するよりも真鍮製でずっしりと重い。重量バランスが軸のほぼ中央に設定されていて握ってみるとこれがたまらなく心地良い。個人的にはペン先寄りな低重心設計のペンが書きやすいと感じるけれど、「rotring 600」のしっかりと重さのある軸では中央でバランスが取れているというのが握る手にとても馴染む。
久々にこのペンで書いてみて、やっぱりとても良いなーって感心してしまった。本来的な製図のために使うだけでなく、ちょっとした普段の筆記においても「rotring 600」を握るとそのよく出来た質感と心地良いフィット感が、心にゆとりが生まれるように感じられてゆったりと書こうという気になる。