先日、LAMYの新しいボールペン「xevo」が発売されたということで、同じ緩やかな三角形のグリップを持つ油性ボールペンである「noto & safari」を改めてご紹介。
これまでにもこの2本は何度かこのブログで取り上げてはいるのだけれど、イメージ画像っぽいものしかあげてなくて、書き味等も文字での説明のみだったので、もう一度紹介してみよう、と。
黄色いSafari
この、黄色いSafariは現行モデルではなく、クリップが黒い以前のタイプ。キャップ式の万年筆やローラーボールではシルバーのクリップでも良いけれど、通常ラインナップの油性ボールペンではイエローに限らず軸はカラフルでもペン先とノック部分がマットなブラックなので、クリップも黒の方が締まって見えるので圧倒的に所有しているこのタイプが良い。
油性ボールペンとしての好きな外観No.1なのがこのSafari。
ブラック&シルバーなnoto
もう一つのnotoは深澤直人デザインでグリップだけでなく軸全体が三角形をしている油性ボールペン。
発売開始当初に買っていて、当時はブラック、ライトグレー、オレンジ、ライトブルー、シルバーブラックの5色展開あった中からLAMY2000的な配色で飽きないだろうって視点でこの色にしたのであった。現在のラインナップはブラック1色となっている。
このペンはエルゴノミクス的な持ちやすさ以上に低重心設計でとても滑らかに書けるという部分が優れている。
クリップ~ノック部分
どちらもノック式な油性ボールペンであるが、まずSafariのノック部分はゴム製でかれこれ10年以上前に購入しているにも関わらず朽ちたりベタつくこともなく普通につかえているというのが凄いというか優秀。
notoは全体が三角形であり、クリップも一体感を出すために軸を削るように整形されているのもあってノック部は真ん中よりちょいと下に飛び出すように設置されている。
クリップはSafariは金属でnotoは軸の一部なのでプラスチック。どちらも実用性も高いけれど、デザインとしての一体感が考えられていて好き。特にSafariの黒いクリップというのが先程も書いたけれど大好き。
ペン先
国産のボールペンと比べると金属のペン先の出方が控えめでちょいと飛び出している感じ。これは高級筆記具系だったり回転繰り出し式の油性ボールペンにはよくあることではあるけれど、LAMYの割と安価でプラスチッキーなボディでしかもノック式なタイプでこの感じなのが軸がブレにくくて書きやすさに寄与している。
持ちやすさに関して言うと、筆圧強めな場合はSafariの方が書きやすいかな。notoは軸も長く見た目よりもツルっとしているので軽く持ってスラスラと書く場合に低重心なのも手伝ってとても快適。
書いてみると
notoには純正で購入したら入ってるM16というリフィルのM(中字)のブラック、Safariは同じく純正のM16のブルーのMに入れ替えてある。ボール径的には一般的な0.7mmと1.0mmの中間的な太さの字幅かな。
ダマにはそんなにならないけれど、普通の油性っぽいかすれというか濃淡がキレイではないけれどこれぞ油性って感じで出る。この筆跡が好きであればそれで全然いいんではあるけれど、ジェットストリームをはじめとする、最近の国産の滑らかな油性に慣れているとこの感じは気に入らないかも知れない。
常時使っているペンではないけれど、たまに使うとヌルっと滑るように書けるLAMYの油性はとても心地良い。だからこそ、改造したりして国産リフィルに入れ替えたりせずに純正のリフィルで使い続けている。
LAMYのペンは書いてて楽しい。
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