以前も紹介している、L.A.を拠点に活動するDJであり音楽家のDaedelusことAlfred Weisberg Robertsの2022年8月26日リリースのアルバム「Simmers Over」をご紹介。
ジャケの赤ん坊は彼の子であるクレメンタイン。おでこに絆創膏が可愛い。
複雑でスピーディーなビート
アルバム通してキラキラ音と疾走感のある速いビートがこれでもかと耳に飛び込んでくる。
この感じ、最近エレクトロニカ系をそこまでたくさん聴いてないせいもあるけれど、2000年代前半のFour TetだったりI Am Robot And Proudなんかの雰囲気にも似て懐かしさを感じつつ、ゆったりした音ばっかり聴いてた耳にはとても新鮮。
スティールパンの和むキラキラ感
エレクトロニカな楽曲のキラキラ音といえば、ピアノにフルートなんかが多かったりするんだが、今作ではM2~M5あたりでその役目をスティールパンが担ってて、他の楽器では表現出来ないとても柔らかくて優しいけれどキラキラした素敵な音色が速いビートの中でも際立ってて心地良い。
一番好きなのはM4「A Show Of Arms」かな。ゆったりしたピアノから始まり、スティールパンとビートが徐々に絡みながらテンポも速くなっていくのが最近の気分ともマッチしてよろし。
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管弦楽が響くエレクトロニカ「Daedelus - Invention」
L.A.を拠点に活動するDJであり音楽家のDaedelusことAlfred Weisberg Robertsの2002年4月30日リリースの1stアルバム「Invention」をご紹介。 最近、202 ...
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