プラチナ万年筆のお手頃価格でも書きやすい鉄ペンな万年筆のプレピーに和の質感を楽しめる近代蒔絵バージョンとなる「preppy-和- 近代蒔絵」が限定モデルとして、2023年2月中旬より出荷を開始するということでご紹介。
伝統と優美さを備えた和の柄6種類を、近代蒔絵という日本独自の手法で万年筆のボディに落とし込みました。
それぞれの柄には縁起の良い特別な意味があり、見た目やその意味からお好きな1本をお選びいただけます。
6種類の蒔絵&カラー
藤(紫)
古くから日本に自生するフジを図案化したもので、藤原氏が全盛の平安時代後期には、その名から流行の文様のひとつとなりました。
花の垂れ下がる様子は、たわわに実る稲穂を連想させるとして五穀豊穣の願いが託され、おめでたい文様とされています。
九曜(黒)
七曜(日・月・火・水・木・金・土)に羅睺(らご)と計都(けいと)の二星を加えた名称。
9つの星を「九曜曼荼羅」として信仰した。平安時代には交通安全に霊験があるとして車文に多く使用されました。
福良雀(ピンク)
冬に羽を膨らまし丸くなった雀を描いたもの。ふっくらと見えることからこの名で呼ばれ「福良」の当て字が使われたことで、富貴繁栄への願いが託されています。
縞と巴(赤)
縞文様に三つ巴の組み合わせ柄。「縞」は舶来した筋柄(すじがら)を「島物」と呼んでいたことから縞の字を当てたと言われています。
「巴」は弓具の鞆(とも)の形に似ていることで「鞆絵(ともえ)」から転じたもので、水が渦を巻いているようにも見えることから、火災除けとして瓦に「巴」が刻まれるようになりました。
菊唐草(緑)
重陽の節句に欠かせない「菊」と、蔓が永遠を意味する「唐草」を共に描くことで、延命長寿の願いを託された文様です。
鎌倉時代の工芸品、能装束仏具、着物や和小物などで目にすることができます。
勝虫(グラファイトブルー)
「勝虫」は、幼虫時に甲冑で覆われているように見えることや、前にしか飛べない成虫の習性に由来しています。
成虫になるに従い名を変え棲み家も換えることから、立身出世にも通じると言われ、多くの武家や武将たちに愛された文様です。
プレピーについて
2007 年の発売時より、低価格ながら本格的な書き味の万年筆としてご愛顧いただいている「preppy」は、ステンレス材で摩耗に強い特殊合金ポイント付のペン先で、この価格帯では最高の品質を誇ります。
またキャップを締めた状態で1 年経ってもインクが乾かない” スリップシール機構” を搭載。いつでもさらっと書き出すことができるのでストレスを感じさせません。
商品概要
商品名 | Preppy-和wa- 近代蒔絵 |
価格 | ¥990 税込 |
ペン先 | 細字 |
カラー&柄 | 藤(紫)、九曜(黒)、福良雀(ピンク)、縞と巴(赤)、菊唐草(緑)、勝虫(グラファイトブルー) |
ちょいと高級になった近代蒔絵な限定プレピー
2022年に紹介した和柄なプレピーに続く和なシリーズの「preppy-和- 近代蒔絵」。
近代蒔絵…実際の蒔絵とは異なり、漆ではなくシルク印刷の下地絵柄に金色や銀色などの色粉を1本1本手作業で蒔く技法のこと。
通常の印刷よりも厚みがあり、粉の反射・陰影によって立体的な質感が楽しめます。
上記のような手法で描かれていることもあり、お手頃価格なプレピーとはいえ、約1,000円するちょいと高級軸になっている。
さすがにこの価格ですべて手作業で作られてはいないだろうけれど、柄としてとても丁寧に作られているというのは分かる。
プラチナ万年筆には普通の金ペンな高級ラインにも蒔絵な軸がいくつかあって、そちらはとても細かく工芸品な造りをしてて、そこまで手が届かないが蒔絵の世界に触れてみたいって人に最適なのが「preppy-和- 近代蒔絵」。
限定品なのでお早めに。
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お手軽万年筆なプレピーの限定和柄軸「preppy-和- 近代蒔絵」第2弾
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お手軽万年筆なプレピーに限定の和柄軸「preppy-和-」
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