以前も紹介している、テキサス州はオースティンを拠点に活動するビートメーカー、The Deliの2023年5月26日リリースのEP「Atrium」をご紹介。
今作は未発表音源を集めた6曲入りのEPというスタイルで、それだけ聞くと制作日時等もバラバラで寄せ集めなレアトラック集的な感じもするが、聴いてみると流し聴きに最適なジャジーなLo-fi Hip-hop。
やはり、2分前後でサクッと聴けるLo-fi Hip-hopな音というのは、基本的にとても似たサウンドになりがちなので、それぞれの曲がとても考えられて制作されていたとしてもそこまでの差を感じながら聴くというよりは、なにか作業しながら心地良く流れてるって場合にとてもマッチするジャンルではある。
それでもThe Deliのビートメークは重たいヒップホップなリズムとジャジーでフワっとした上モノがバランス良く載っかってて、流し聴きでもじっくり聴いてもカッコいい。
M5「Sv1」からM6「Drunken」はスペーシー感も満載で好き。
より流し聴きするならこっちのプレイリストで
流し聴きに最適と言いつつも、今作は6曲入りEPですぐ終わってしまうので、もっとずっと流し聴きしていられる「The Deli Radio」なプレイリストで他のアーティストも含めたジャシーなLo-fi Hip-hopをご堪能あれ。
関連エントリ
-
ジャジーでスペーシーなLo-fi Hip-hop「The Deli - Spacetime」
以前も紹介したテキサス州はオースティンを拠点に活動するビートメーカー、The Deliによる2021年11月5日リリースのアルバム「Spacetime」をご紹介。 ジャケにタイトル、曲名からしてモロに ...
続きを見る
-
昔のJazzを思わせるジャケがカッコいい「The Deli - Jazz Cat」
テキサス出身のビートメーカー、The Deliによる2018年のアルバム「Jazz Cat」のご紹介。 サウンド云々の前にこの作品で気になったのがジャケット。往年のブルーノートをはじめとするJazz系 ...
続きを見る