愛用中のレトロ系な外観のメカニカルキーボード「MM-Class65 V2」

先日、Aliceレイアウトという左右分割系のキーボードKeychron Q8が壊れて久しいというエントリをしたのだけれど、それに代わって数台購入した中でメインで使っているのがこの「MM-Class65 V2」という、ちょいとレトロ系の外観をしたキーボード。

最初に見かけた時には既に完売してて、欲しくても手に入らない状況だったのが、名前に付いてる通り「V2」という第二弾が出ると知ったものだから、販売開始と同時に思わずポチってしまったもの。

DIYキットという部類のもので、ケースとスイッチの基盤となるPCBやプレート系が入ってるだけなので、完成品にするには加えてキースイッチ・キーキャップ・スタビライザーを別途購入する必要がある。

マットブラックなカラーとケースの外観的な見た目がとても気に入ったのもあって、キースイッチもキレイめな感じで仕上がっております。

レトロとは！？

キーボードに興味が無い人からすれば、「どういう部分がレトロなの？」ってなるのが当然だと思うので、簡単に説明を。

最近のキーボードはキーキャップが殆どを占めている割とコンパクトなデザインが主流なんだが、レトロ系と呼ばれる部類のタイプは側、キーキャップを囲むケースの面積が大きく、昔のキーボードのデザインを踏襲してデザインされていることからそう呼ばれている。

今回の「MM-Class65 V2」はキー数的には71キーで、基本レイアウトは65%キーボードにプラスして左、グリーンの縦に並んだキーが余計に付いてる感じ。全体的にケースが厚めに縁取られていて、71キーしかないのに、幅はテンキーレスよりも広い。

MZ-2000オマージュ

レトロ系なデザインのキーボードだからとはいえ、最初に書いたようにキレイめに仕上げたかったんだが、キーキャップの配色で意識したのは1980年代に出てたモニター一体型なシャープのMZ-2000というパソコンのキーボードみたいな感じ。

このパソコンが当時、凄い欲しかったのよね。

MZ-2000のキーキャップ配色は白と青とオレンジ。全く同じ配色にしてもキーの配列が違うし、今の感じも欲しいってことで、白とグリーン、黒と黄土色なキーキャップにしてみた。

特にグリーンは好きな色でもあるし、MZ-2000のモニターは一応カラーだったけれど、グリーンなマトリックス的な表示の印象があったので、そこをオマージュ。

見えないけれど、キースイッチはタクタイルばかり試してたQ8から一転してKTT Monochrome - Chalkというリニアスイッチに。このスイッチは一緒に写ってて以前エントリもしているオーディオコントローラーなKB1にも入れている。

とてもコトコトとした音で打鍵感もとても好き。最近はやや重めなリニアスイッチをいくつか試したり他のキーボードにも入れているけれど、このKTT Monochrome - Chalkがいまのところベストかな。

有線なキーボードなので、ケーブルと繋がっているんだが、現在は巻いてあるのがあまり好みではないがクリーム色なのが気に入っているコイルドケーブルにしてある。

キーボードと筆記具

キーボードが気になり始めてまだ数ヶ月ではあるが、もう完全に筆記具と同じように拘るというか、もっと色々と打ちたいという思いが強くなっている。

書くのと打つのは自分の思いや考えを出力する機器って面では同じで、種類によって書き味も打鍵感も全然違うという、そっくりな世界なので、この2つのラインが今後も気になり続けるだろうし、今後も追って行こうと思っております。