2023年、今年も文具、特に筆記具好きとして色々と紹介したり実際に購入したりしてきましたが、買って良かったと思える3本のペンを最後にご紹介。
基本、軽量で安価なお手頃ゲルインクが好きなんですが、「これはイイ!」と実感出来たのは黒い外観のちょいと高級気味なペンばかりになってしまいました。
トンボ鉛筆 ZOOM L1
トンボ鉛筆が2023年2月にZOOMシリーズを一新して新たに登場した中のゲルインクな1本である「ZOOM L1」フルブラック。
軸の質感に外観、書き味に握りやすさ、キャップ式な部分も含めてトータルで1番良かったペンがこれ。
搭載されるゲルインクのカラーが黒と持ってるブルーブラックから選べるのもイイし、ブルーブラックなインクの色合いやインクフローもとにかく書いてて楽しくて心地良い。
日頃からいろんなペンで書きたい派でもあるのでとっかえひっかえしながら書いてしまいがちなんだが、このペンを手にとって書き始めると一番しっくりくるというか落ち着く、そんな素晴らしく自分との相性が良いペンであります。
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コクヨ WP-F200 ローラーボール
コクヨの新しい筆記具として登場したWPシリーズのローラーボールである「WP-F200」。
2023年5月にクラファンのプロジェクトから販売が開始されたペンで、このローラーボールとサインペン的なファインライターの2種類を即買いしたうちの1本。
今月からようやく全国23箇所で販売が開始されて徐々に入手しやすくなっております。
で、このローラーボールはですね、とにかくスラスラ驚くほど滑らかで潤沢なインクフローと書き味でクセになる、書きたくなるペン。
ベスト1ではなく次点になってしまうのは、まずはインクフローが良すぎるせいで滲みや裏写り・抜けが発生しやすく、書く紙を選ぶって点。
快適に何も気にせず書くには上質で厚めな用紙のノートなんかが必要ってのが気軽さが無いのがちょいとマイナス。ただ、ここが揃うならガンガン使えて良いペン。それでもインクの改良は今後行って欲しいかなとは思う。
もう一つ、全国で販売が始まったとはいえ、まだまだ入手が難しいのと、リフィルも公式オンラインショップのみと気軽に買えないってのもある。
同時に出たファインライターの方がインクの滲みも無く裏写り・抜けも気にならないんだが、書き味的にはローラーボールの方が圧倒的に好きなのでこちらを選びました。
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書きたくなるペン、コクヨWPシリーズ「ファインライター」と「ローラーボール」
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フリクションポイントノックビズ 改
最後はパイロットの消せるボールペンの大定番であるフリクションシリーズの真っ黒な外観で数量限定な2023年7月発売の「フリクションポイントノックビズ フルブラック」。
限定商品だしフリクション自体を普段そんなに使わないので、ベストなペン!?って感じもあるのだけれど、質感が統一されたマットブラックな外観と、スライドノックなクリップの機構が通常ラインナップのフリクションと比べて段違いに良く、これは使いたいなという思いが強くなって来てちょいと改造というかリフィルを入れ替えることで使うことにしたら良かったという理由的にも変化球な選択。
ジュースアップのリフィルに交換
以前のレビュー的エントリでも書いてるんだが、リフィルの形状もペン先のシナジーチップなのも一緒のゲルインキボールペンであるジュースアップのものに交換して使っております。
こうすることで、消せるボールペンでは無くなってしまう以上にとても書きやすくてインクもしっかり濃くてとても満足度の高いペンに生まれ変わった。
ペン先のチップ部分もフリクションなシナジーチップだとグレーなんだが、ジュースアップのシナジーチップでは黒になるので、外観的にもよりフルブラックなペンとなるのも良い。
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フリクションのフルブラックならこれ一択「フリクションポイントノックビズ フルブラック」
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書いてみると
インクの色はどれもブルーブラックな3本。
ZOOM L1とWP-F200は最初からブルーブラックが入ってて、フリクションは先ほど書いた通りジュースアップのブルーブラックなリフィルに入れ替えている。
筆跡的にはやはりベスト1としたZOOM L1が色合いや線幅含めてちょうど良く、ローラーボールなWP-F200はかなり滲んでいて、ジュースアップの入ったフリクションはとても細く書ける。
ちなみにこれ書いてるのはコクヨのソフトリングノートの5ミリ方眼罫で、用紙的には上質紙(厚口)となってて、同じメーカー同士でローラーボールがここまで滲むのはやっぱりインクの改良必要だなって感じるかな。
なんだかんだでこの3本はとてもお気に入りなペンであること間違いなし。最近は無印良品の文庫本ノートにテキトーに書くことが多く、用紙がとても薄いこともあって、他の極細系のペンをたくさん使ってることの方が多いんだけれど、2024年はこの3本をもう少し活用すべく、ノートや紙の方も探求して行きたいとも思っております。
2023年もありがとうございました。
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