L.A.生まれで現在はニューヨークを拠点に活動するヴォーカリスト、マイケル・マヨの2024年10月4日リリースの2ndアルバム「Fly」からの2曲目の先行配信となる「Bag of Bones」をご紹介。
1stアルバムが日本でも注目されていたので知っている人も多いとは思うけれど、端的に言うとジャズヴォーカルもの。
とにかく声がイイ。澄んだ低音の爽やかな歌声で心地良く聴けるのと、スキャットやファルセットなヴォイスも滑らかでとても美しい。
声も楽器のひとつと捉えている部分もあるので、ジャズなコンボとの親和性も高く、クリアでハイファイなグルーヴが楽しめる。
加えて、バックの演奏が素晴らしいのと、音のまとまりというか音像が現代の洗練されたジャズの抜ける感じとちょいと篭った感じが混在するとても気持ちの良いマスタリングがなされているようで、久々に「良いジャズ聴いた!」って満足感が高い。
もう1曲の先行配信である「Four」のアップテンポなスタイルも好だしイイのでこちらもセットで聴いてみて。