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ゆったり和む歌とギター、サンドロ・ペリの新しいアルバム「Soft Landing」

Sandro Perri - Soft Landing

Polmo Polpo、Glissandro 70、Off Worldといったユニットでも知られカナダはトロントを拠点に活動するミュージシャンでありプロデューサー、エンジニアまでこなす多彩なサンドロ・ペリの2019年9月6日に配信開始となった新しいアルバム「Soft Landing」のご紹介。

とろけるような心地良さ

まずM1の「Time (You Got Me)」が流れて来たと同時にヤられた。ゆるーい歌とギターとパーカッションがフワフワと流れ、リバーブの残響がエンドレスな雰囲気を漂わせるフワトロでミニマムなアンビエントサウンドが16分に渡って展開される。

全6曲41分なのだけれど、聴いている間は時間がゆったりと過ぎているのではないかって思う位に引き込まれるというか異世界に連れて行ってくれるような心地良い音と響きが詰め込まれた作品。

サーフミュージック的でもある

一通り聴いての一番の印象がこれ。言い表すにはさきほどの「ミニマムなアンビエントサウンド」ってのがしっくり来るのだけれど、頭の中のイメージではサーフミュージックを連想してしまった。

アルバム全体でサウンドの軸がギターになっててそのプレイスタイルだったりメロディやエフェクトを含めての音がサーフミュージックっぽいんである。ゆったりと深い感じなんだけれどもポップさもあるからなのかな。

ともかく、今の時期の残暑の中で聴くのも悪くないくつろげるアルバム。

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