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久々に、読んだ本の紹介でも。言わずと知れたシェイクスピアの喜劇作品「ヴェニスの商人」。今さらながらこれが初シェイクスピア作品です(笑)。
色々な意味で一度は読んどけ!的な作家であるし、作品だろうとはずっと思ってはいたし、以前から何度も書店で手に取ってみたことも数知れず、だったことは確かなのではあるけれど、戯曲というスタイルがどうも個人的にはピンと来ないというか、読みにくくてしょうがないったらありゃしなかったんであります。
それでも他に色々読んだりした本の中にもよく出てくるし、何より大好きなスタートレック、特に新スタートレックシリーズでは艦長ピカードの愛読する作家であり、ドラマ内でも引用されてたり、戯曲を実際に演じてたりしたこともあり、昨年この光文社古典新訳文庫シリーズで出たってのもあったので、このシリーズで発売されてるシェイクスピア作品を一通り店頭で眺めて見て、一番読みやすそうだったのがこの「ヴェニスの商人」だったという次第。
で、実際に読んでいくとやはり最初の数ページは読みにくくて。。。それでも進んでいくとすっかり面白さにハマり、スラスラと読めるように。喜劇というカテゴライズではあるけれど、ユダヤ&キリストの視点変えれば悲劇でもあるという部分もやっぱりシェイクスピアすげぇ、と、かなりいい歳になっての初体験でありました。また他の作品も読もうと思っております。