セルロースナノファイバー配合のインクでかすれにくくてダマにもなりにくく滑らかな「ユニボール シグノ307」。これまで0.5mmと0.38mmの青を紹介してきたけれど、一番太くて滑らかさも圧倒的な0.7mm、くっきりハッキリな真っ黒い文字が書ける黒をご紹介。
ペン先とグリップ
シグノ307が滑らかなのは最初に書いたインクによるところが最大の要因ではあるけれど、グリップによる持ちやすさも書きやすさにかなり貢献している。ゴム製ではあるが硬めで軸に固定されたこのグリップは長時間の筆記にも滑ることなく安定して書き続けられる工夫がされている。筆圧高めでも痛いということもなく、逆に軽く握ってもしっかりと「掴んでいる」という感覚をもたらしてくれる。
ペン先のコーン部分には溝のような切れ込みの入ったデザインになっているが、これもかなり先を持って書くタイプの人でも滑りにくいという工夫である。
書いてみると
鬼黒い。軽いタッチでしっかりとハッキリ目立つくらいに真っ黒に書けてしまうが裏写りの心配も全く無い。
参考として以前紹介した0.5mmと0.38mmの青でも書いてみている。5mm方眼基準で文字を書くのであれば0.7mmというボール径がある意味最適な線幅を提供してくれる。
好みに合わせて
今回の0.7mmでこれまでの0.5mm、0.38mmとユニボールシグノ307の3つのボール径ラインナップを紹介してきた。
個人的には圧倒的に0.7mmが滑らかで好きではあるが、用途と好みで自分にピッタリのボール径で書くのが一番。細くても滑らかではあるけれど、3つを書き比べると特に0.7mmで書いたあとすぐに0.38mmで書いてみると針で書いてるかのように突き刺さる感じがする(笑)。
手帳等の細かい書き込みや勉強には0.38mm、普段の仕事道具的に色々書くなら0.5mm、ToDoやメモ的なサクッと書き出すなら0.7mmみたいに使い分けるのがこのペンを一番活かせるのかもね。
0.7mm 青
0.7mm 赤
シグノ307過去のエントリ
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