テキサス出身のビートメーカー、The Deliによる2018年のアルバム「Jazz Cat」のご紹介。
サウンド云々の前にこの作品で気になったのがジャケット。往年のブルーノートをはじめとするJazz系を思わせる1トーンの写真に黄色いフォント、で、タイトルも「Jazz Cat」と来ているからそりゃ気になる。
音的には最近よく紹介もしているLo-fi Hip-Hop。いい加減SpotifyのAiでの提案がこれ系ばかりで食傷気味ではあるけれど、この作品サンプリングネタがなかなか渋くて聴いてて心地良い。
上モノだけであれば完全にJazzの音ではあるが、曲によってはラップも入っていたりするし、レコードショップなどでは分類的にはヒップホップとなっている。
作業用BGMだったり何となくの聴き流しにも最適なアルバム。
リリース当初はアナログ盤やカセットテープでの販売もあったようだけれど今ではプレミア価格で取引されているみたい。聴くだけであればサブスクで良いでしょう。