先日、先行カットされた「I've never been in love before」も紹介したAcoの2019年11月27日リリースの全曲英詞のカヴァーアルバム「Sing Sing Sing」をご紹介。
幅広いジャンルをカヴァー
Jazzのスタンダードナンバーからサム・スミスやビリー・アイリッシュまで幅広いジャンルをAcoというフィルターを通して歌い上げていて、曲ごとに違った表情を見せてくれているあたりはさすがというか素晴らしい。
Tracklist
- Nina Simone – Feeling Good
- Amy Winehouse – Valerie
- Chet Baker – I’ve never been in love before
- Billie Eilish – Bury a Friend
- Sam Smith – I’m Not The Only One
- Frank Sinatra – My Funny Valentine
「Feeling Good」は元々ミュージカル曲であり数々のカヴァーがあるが、今回のAcoのカヴァーのベースになっているのがニーナ・シモンっぽいので。
「My Funny Valentine」もチェット・ベイカーっぽくもあるけれど、シナトラのヴァージョンに近い。
好きなのはエイミー・ワインハウスのカヴァーである「Valerie」かな。とってもポップなサウンドでありながら気だるさを感じさせるAcoの歌い方が特に好き。
実力者が顔を揃える
Acoの歌を支えるのが渋いメンツ。
personnel
- Vocal:ACO
- Bass:中尾憲太郎(NUMBER GIRL/Crypt City)
- Drums:柏倉隆史(toe/the HIATUS)
- Keyboards:別所和洋(GENTLE FOREST JAZZ BAND)
- Saxophone:坂田明
このメンバーでツアーして欲しいってくらいに楽曲のどれもが心地良くうねっているというかグルーヴ感が気持ちいい。レコーディング風景を撮影した「Bury a Friend」のトレーラーMVがあるので観て欲しい。
「I've never been in love before」レビュー
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Acoが歌うチェット・ベイカー「I've never been in love before」のカヴァー
2019年10月4日配信開始となったAcoのニューシングル「I've never been in love before」をご紹介。タイトルにも書いたようにチェット・ベイカーの曲として有名なフランク・ ...
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