太知のΛNΛBΛSブランドから玄米の発芽に特化した炊飯器「ARM-500」を発売ということでご紹介。
健康食としての玄米というよりも普通に白米代わりに玄米が美味しいと感じて食べてたこともあり、玄米専用炊飯器であればもっと美味しく炊くことが出来るのでは?って前から気になっていたのもあって今回の製品に目が留まったという流れ。
なぜ発芽玄米なのか?
白米よりも発芽玄米は、普段の食事では不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、酵素の活性化により、リラックス効果も期待できるGABAも白米の約10倍と豊富に摂取することができます。
主な栄養素
GABA | 血中コレステロール低下作用、血圧上昇抑制効果、ストレス軽減 |
食物繊維 | 便秘、大腸ガン、高コレステロール血症の予防 |
ビタミンB1 | 糖質の代謝促進や中枢神経、末梢神経の働きの正常化、脚気の予防、記憶力低下の抑制 |
ビタミンE | 抗酸化作用、老化防止 |
オリザノール | 皮膚の老化防止や自律神経失調症、更年期障害の緩和 |
フィチン酸 | 抗酸化作用、抗ガン作用 |
フェルラ酸 | 活性酵素を除去 |
イノシトール | 脂肪肝、肝硬変の予防 |
カルシウム | 骨粗しょう症の予防 |
マグネシウム | 心臓病の予防 |
カリウム | 高血圧の予防、細胞内外のミネラルバランスを維持 |
白米は、もちもちして非常に食べやすいですが、どうしても玄米と比べると、栄養価が低くなってしまいます。
しかし、いくら栄養価が高くても玄米はボソボソして食べにくいというイメージを持たれている方も多いかと思います。
玄米は発芽させると食べやすくなり、栄養価もさらに上がります。そこで今回は、発芽玄米をより食べやすくするために『炊飯する時に発芽させる』という方法でお手伝いしたいと思います。
生きた発芽玄米は、ぷちぷちとした食感が癖になる非常に白米に近い食感になります。
何が違うのか?
【ARM-500】は、一般的な炊飯器の発芽玄米コースや圧力式炊飯器とは異なり、じっくり熱を加えていき、一から玄米を発芽させて炊き上げることで、食べやすい発芽玄米を作ることができます。もちろん基本的には煩わしい水の交換なども不要です。(12時間を超えて、発芽工程を行う場合のみ一度交換が必要となります)
発芽工程において、雑菌繁殖によるにおいの発生を防ぐと同時に、効率的に発芽できるように育成温度のコントロールが重要になります。
そのため一般的な炊飯器よりも、発芽工程ではある一定時間低い温度を維持させたり、沸騰維持工程では玄米の果皮や種皮が柔らかくなるよう高温で維持できるようにフタ・胴体・底面加熱を組み合わせて設計しました。
また、発芽具合をお好みで調整できる「発芽のみコース」や発芽~炊飯までをおまかせできる「こだわりコース」をお選び頂けます。「こだわりコース」は、熱の入れ方を変化させることで『もちもち炊き』・『ぷちぷち炊き』の2パターンからお好みの食感を選択できる。
前日就寝前にセットすれば、約5時間後にはおいしい発芽玄米を翌朝から食して頂けます。
この独特のぷちっと感がクセになります。
もちろん玄米を発芽させるだけでなく、白米・雑穀米炊飯やおかゆもできる。その他、調理コースとして、温泉玉子や蒸し料理も。
美味しく炊くには時間かかるのね
玄米を発芽させ「発芽玄米」にして炊くには当然時間かかるのは分かっているけれど専用メカになるとより丁寧に発芽させるということで玄米の状態によってはかなりの時間がかかるのねー。
それでも一度は試してみたいって思える炊飯器であります。
製品仕様
型名 | ARM-500 |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 炊飯時655W |
サイズ | 幅250×奥行350×高さ215 (mm) |
質量 | 約3.4kg |
コード長 | 約1.0m |
年間消費電力(目安) | 87.78KWh/年 |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 145Wh |