Sun Ra and his Arkestra名義による1979年の名盤「On Jupiter」が新たにリマスター＆1978年ライヴ音源の「UFO」を追加収録して本日2021年1月1日に配信向けにリリースされたということでご紹介。
このアルバム、簡単に言ってしまうとM1「On Jupiter」がスペーシージャズ、M2「UFO」がジャズファンク、M3「Seductive Fantasy」がフリージャズという構成でたった3曲ではあるがヴァラエティーに富んだ聴いていて楽しいアルバムとなっている。
3曲でアルバムになっているのは昔のJazzではまあ珍しいことでもなく、今作ではフリージャズなM3「Seductive Fantasy」17分越えのボリュームだからってのが大きいかな。
好きなのはやっぱりタイトル曲であるM1「On Jupiter」。スペーシージャズって言ったけれど、かなり聴きやすいジャズだったりする。途中のギターやホーンの絡み方やリズムの崩しでスペーシー感が出てて凄く好き。
ちなみに一番上の赤いジャケの画像は今回のリイシュー向けの新たな仕様で、オリジナルはSun Raのメガネがスペーシー。どちらもカッコいいか？と言われると正直何とも言えない(笑)。
